パンはいろいろな種類があります。離乳食初期から食べられパンは、食パンの白い部分です。しかしだんだんと離乳食が進んでいき、離乳食後期になると食べられるパンが増えます。
そこで、 離乳食 後期 に食べられる パン の選び方やレシピなどをご紹介します。
離乳食後期に食べられるパンは?レシピもご紹介!
離乳食後期とは
離乳食後期(9か月~11か月)になると「カミカミ期」と呼ばれ、「歯ぐきで潰せる硬さ」まで与えることができるようになります。
お座りが安定してくる時期でもあるので、椅子に座りみんなで食卓を囲めるようになります。家族みんなが食べる様子を見せることで、赤ちゃん自身も自分で食べたいという欲求が出てくるのもこの頃です。「手づかみ食べ」の練習を始めるのが離乳食後期です。
パンは手づかみ食べを練習させるのにうってつけの食材です。食パンをさいの目状に切り、手づかみ食べの練習をしてあげてください。
また、毎日のお粥に飽きはじめ、食べむらや急に食べなくなるのもこの時期です。パンを与えてあげると、いつもと違う離乳食に赤ちゃんの食欲も回復するかもしれません。
離乳食後期で食べられるパン
離乳食初期では主に食パンの白い部分を与えていました。しかし離乳食後期になると甘みのないロールパンやぶどうパン、フランスパンの白い部分も与えられるようになります。トースターで軽く焼くこともできます。
パサパサして食べづらそうであれば、お湯で溶いた粉ミルクや牛乳に浸してあげると食べやすくなります。牛乳に浸す場合はよく過熱しましょう。
パンの耳には焼く時に油が付き、まだ硬いので与えない方がいいでしょう。また、クロワッサンや菓子パン、揚げパンなどは油脂分が多く糖分も多いので離乳食では与えません。
離乳食後期のパンレシピ
きな粉トースト
材料
食パン(白い部分)1枚、きな粉小さじ1、お湯で溶いた粉ミルク(牛乳)適量
- 食パンを食べやすいサイズに切る
- きな粉とお湯で溶いた粉ミルク(牛乳)を混ぜる
- 食パンに2を塗りトースターで軽く焼く
きな粉は食物繊維などの栄養が豊富で、離乳食初期からに食べることができる食材です。砂糖が入っていないものを選び、粉でむせないようにお湯やミルクで溶いてあげます。
チーズラスク
材料
食パン(白い部分)1枚、粉チーズ小さじ1、マーガリンまたはバター適量、お湯で溶いた粉ミルク(牛乳)50cc
- 食パンを食べやすい大きさに切り、お湯で溶いた粉ミルク(牛乳)に浸す
- 2を耐熱皿に並べ、トースターで3~4分焼く
- マーガリンまたはバターを塗り、粉チーズをかけてさらにトースターで3~4分焼く
粉ミルクがなければ牛乳でも代用できますが、過熱することが条件です。牛乳をそのまま飲ませるのは1歳を過ぎてからにしましょう。
フレンチトースト
材料
食パン(白い部分)1枚、卵1個、お湯で溶いた粉ミルク(牛乳)100cc
- 食パンを食べやすい大きさに切る
- 卵と粉ミルク(牛乳)をよく混ぜる
- 2にパンを浸す
- フライパンで弱火でじっくり焼き、中まで火を通す
卵液に食パンを浸す時間を長めにすると、中まで染みこみます。
離乳食でパンを与える時の注意点
パンは原材料に三大アレルゲンである小麦粉を含んでいます。また、卵が含まれる食パンもあるので表示をよく確認しましょう。与える時は、体調や機嫌のいい午前中に少量からはじめます。
アレルギーが出るようであれば、小麦粉不使用、卵不使用のパンも販売されています。米粉パンはもっちりとした食感なので、喉に詰まらせないように注意が必要です。ライ麦や全粒粉入りのパンは赤ちゃんには消化しづらく、離乳食では与えません。
市販のパンには「イーストフード」や「乳化剤」といった化学物質が入っているものが多いです。赤ちゃんに与えるのは、なるべく避けたほうがいいでしょう。
まとめ
離乳食後期に食べられるパンは?レシピもご紹介!
離乳食後期とは
離乳食後期で食べられるパン
離乳食後期のパンレシピ
離乳食でパンを与える時の注意点