キャベツは年間を通して手に入り、食卓には欠かせない野菜です。離乳食では初期から与えることができます。熱を加えることで柔らかくなり、アクや苦みも少なく赤ちゃんでも食べやすいのが特徴です。
今回は、 キャベツ をおいしく食べることができる 離乳食 レシピをご紹介します。
旬のキャベツでおいしい離乳食!赤ちゃん喜ぶレシピ
離乳食でキャベツを使うときは?
キャベツは内側に行くにつれ、柔らかく甘くなっていきます。離乳食では葉先の柔らかい部分を使用します。また、キャベツには硬い筋と繊維があります。
まずは筋を包丁で取り除きましょう。キャベツの繊維は縦に入っているので、繊維を断ち切るように横に包丁を入れると、食べやさがアップします。柔らかく茹でることで甘みが増します。
キャベツには、ビタミンCと胃腸の調子を整えてくれるビタミンUが豊富に含まれています。
離乳食のキャベツレシピ
キャベツのペースト(離乳食初期)
材料
キャベツ1枚・だし汁適量
- キャベツはよく洗い、固い筋を取り除く
- 鍋でキャベツが柔らかくなるまで茹でる
- キャベツをみじん切りにし、だし汁を加えながら滑らかになるまですり潰す
すり鉢やフードプロセッサーを使うと、簡単にすり潰せます。
キャベツ入り五目うどん(離乳食中期)
材料
うどん4分の1玉・キャベツ1枚・だし汁適量・人参8分の1本・ほうれん草葉先1枚
- キャベツ、人参、ほうれん草はみじん切りにする
- 1を鍋で柔らかく茹でる
- だし汁を加える
- うどんを食べやすい長さに切り、鍋に入れる
お好みの野菜で作ってみてください。
ミモザスープ(離乳食後期)
材料
キャベツ1枚・固ゆで卵2分の1個・野菜スープ150㏄・水溶き片栗粉適量
- キャベツをみじん切りにし、鍋に入れた野菜スープと一緒に柔らかく茹でる
- 固ゆで卵は、白身と黄身を別々にして潰す
- 1に水溶き片栗粉でとろみをつける
- 3をさらに盛り付け、2を乗せる
とろみをつけることで、パサつきがちな固ゆで卵も食べやすくなります。
豚汁(離乳食完了期)
材料
豚肉100g・キャベツ1枚・人参4分の1本・大根10分の1本・シイタケ1個・ダシ、味噌適量
- 豚肉、キャベツ、人参、大根、シイタケを食べやすい大きさに切る
- 油をひいた鍋で豚肉を炒める
- 人参、大根を入れてさらに炒める
- キャベツ、シイタケをいれサッと炒めたら、水をいれる
- 野菜が柔らかくなったら、ダシと味噌を入れる
大人用と一緒に作ってもいいでしょう。みそ汁の上澄みをすくうと、赤ちゃんに丁度良い味の薄さです。
美味しいキャベツは?
キャベツの美味しい時期は、春と冬があります。春キャベツ・冬キャベツと呼ばれ、それぞれ食感に違いがあります。春キャベツは柔らかく甘みもあるので離乳食に適しています。ずっしり重く固い食感の冬キャベツは、比較的柔らかい内側の葉を使いましょう。
スーパーなどでキャベツを丸ごと1つ買う場合は、葉の緑色が強いものを選ぶといいでしょう。半分にカットされているものは、芯が高く切り口がみずみずしいものを選びましょう。すでに千切りされているカット野菜でも栄養は摂れますが、生食用なので注意しましょう。
生のキャベツはいつから与える?
キャベツは、サラダや揚げ物料理には欠かせない野菜です。生のまま食卓に登場することも多いです。大人が美味しそうに食べている生のキャベツを、赤ちゃんも食べたがるときがあります。
生のキャベツは1歳を過ぎた、離乳食完了期のころから与えても大丈夫です。歯が生え、しっかりと咀嚼ができるようになっていることが目安です。赤ちゃんが嫌がるようであれば、無理に与える必要はありません。
まとめ
旬のキャベツでおいしい離乳食!赤ちゃん喜ぶレシピ
離乳食でキャベツを使うときは?
離乳食のキャベツレシピ
美味しいキャベツは?
生のキャベツはいつから与える?