おかゆは 離乳食 初期から食べる、基本となる食事です。離乳食初期は10倍がゆ、中期は7倍がゆ、後期は5倍がゆ、そして軟飯と段階ごとに硬さを変えていきます。 おかゆ 作りは意外と大変で苦労しているママも多いでしょう。
そこで、基本となるおかゆの作り方、簡単で時短になるおかゆの作り方をご紹介します。
離乳食のおかゆ作り方・簡単時短な離乳食
おかゆの作り方
まずは基本となるおかゆの作り方をご紹介します。
10倍がゆ(離乳食初期)
米1:お水10の割合で炊きます。ご飯から作る場合はご飯1:水5の割合で小鍋に入れ弱火にかけ20分煮ます。8分程度蒸らすとご飯と水がよくなじみ、やわらかいおかゆになります。
できあがったものを裏ごしし、滑らかなペースト状にします。またはすり鉢ですり潰します。
7倍がゆ(離乳食中期)
米1:お水7の割合で炊きます。ご飯から作る場合はご飯1:水3の割合で小鍋に入れ弱火で10分~15分煮ます。火を止め7分程度蒸らします。できあがったものはすり鉢で粗潰しにします。
5倍がゆ(離乳食後期)
米1:お水5の割合で炊きます。ご飯から作る場合はご飯1:水2の割合で小鍋に入れ弱火で10分~15分煮ます。火を止め7分程度蒸らします。離乳食後期になると、おかゆをすり潰す必要はなくなります。食べづらそうであれば、スプーンの裏を使い少し潰してあげましょう。
軟飯(離乳食完了期)
米1:お水1~2の割合で炊きます。ご飯から作る場合はご飯1:水0.5~1の割合で小鍋に入れ弱火で5分煮ます。火を止め5分程度蒸らします。すり潰す必要はありません。ご自宅の炊飯器で「やわらかめ」設定ができるのであれば、それでもいいでしょう。
時短のおかゆ作り
面倒なおかゆ作りですが、簡単に時短でおかゆが作れる方法があります。
電子レンジを使う
耐熱容器にご飯と水を入れてラップをします。そして加熱し、加熱後はしっかりと蒸らすことでやわらかいおかゆができます。ご飯と水の分量は上記でご紹介した通り、加熱時間は下記の通りです。
- 10倍がゆ…600Wで約10分
- 5倍がゆ…600Wで約9分
- 7倍がゆ…600Wで約8分
- 軟飯…600Wで約3分
おかゆクッカーを使う
おかゆクッカーという便利グッズがあります。お米から作れるもの、ご飯から作れるもの、炊飯器で作るもの、電子レンジを使うものなどタイプはさまざまです。
冷凍せずに毎回できたてのおかゆをあげたい、と思っているママにおすすめです。1,000円前後で購入可能です。
ブレンダーを使う
おかゆ作りで一番大変なことは、滑らかなペースト状にすること、すり潰すことでしょう。その面倒な作業が一瞬で終わるのが、ブレンダーです。ブレンダーを使えば大量のおかゆを一気に滑らかにすることができます。
おかゆを冷凍保存
大量におかゆを作り冷凍保存すると、すぐに使えてとても便利です。製氷機やシリコン製のカップを使い小分けにしておくといいでしょう。冷凍する時はしっかりと密閉しましょう。賞味期限は1週間以内です。
食べるときは常温での解凍は避け、電子レンジで加熱します。再冷凍は風味が落ち、雑菌が繁殖する原因になるのでやめましょう。
ベビーフードを活用
とくに離乳食作りが初めてのママにとって、おかゆの滑らかさは説明だけではわかりにくいことでしょう。そこで活用したいのが市販のベビーフードです。ベビーフードを実際に食べてみて、どの程度滑らかにすればいいのか確認してみましょう。
ベビーフードは忙しいとき、外出時などに役立ちます。栄養バランスも考えられているので、離乳食作りが大変なときにぜひ取り入れてください。そのまま与えるのはもちろん、いつもの離乳食に取り入れて少しアレンジするのもいいでしょう。
おかゆに混ぜるだけの粉末タイプもあるので、毎日のおかゆに飽きてしまったときにおすすめです。
まとめ
離乳食のおかゆ作り方・簡単時短な離乳食
おかゆの作り方
時短のおかゆ作り
おかゆを冷凍保存
ベビーフードを活用