そうめん は 離乳食 初期から使用できる食材です。短い調理時間でアレンジもでき、赤ちゃんもパクパク食べてくれるのでそうめんは離乳食には欠かせない存在でもあります。お粥に飽きたころにそうめんを与えると、赤ちゃんは喜んで食べてくれます。
また、家族用の食事と一緒に調理できるので時短につながります。今回は、そうめんを離乳食に使う際のポイントをご紹介いたします。
離乳食でそうめん ~赤ちゃんもパクパク食べる~
そうめんとは
小麦粉と塩を使い乾燥させた「乾麺」です。JAS規格で麺の太さが直径1.3ミリ未満を「そうめん」直径1.3ミリ~1.7ミリ未満を「冷や麦」1.7ミリ以上を「うどん」と言います。
もっと太いと「きしめん」になります。離乳食の定番はそうめんorうどんです。
どちらを使用しても問題はありません。また、そうめんは炭水化物になります。脂質やたんぱく質も含まれますが、そうめんだけでは栄養が偏ってしまいます。
野菜や魚と組み合わせて、栄養のバランスに気を付けたいところです。
そうめんを茹でる際のポイント
茹でる際は、月齢に合わせた柔らかさにします。離乳食初期はペースト状にできるくらいの柔らかさで、そうめんが水を吸ってクタクタになっている状態が目安です。
中期は舌で潰せる柔らかさにし、後期以降は前歯で噛める柔らかさにします。また細かく折ってから茹でるとその後が楽になります。
離乳食初期は1センチ位、中期は2~3センチ位、後期以降は5センチ~10センチ位が目安の長さになります。
そうめんを茹でたあとは塩分やぬめりをとるためにしっかりと冷水で洗いましょう。塩分量は離乳食で一番気を付けたいポイントになります。
塩分が多いと赤ちゃんの内臓に負担がかかってしまいますので、しっかりと洗い落してください。
そうめんを煮込んだり炒めて使う際も、茹でたあとは塩分をしっかりと洗い落とします。
そうめんの離乳食レシピ
そうめんペースト(離乳食初期)
材料
そうめん5グラム、水
- そうめんを細かく折って、くたくたになるまで茹でる
- 水でよく洗ったら、裏ごしをする
- 水分が足りないようであれば、その都度足し柔らかくする
野菜そうめん(離乳食中期)
材料
そうめん10グラム、好みの野菜、めんつゆ少量
- 野菜を細かく切り、柔らかくなるまで煮込む
- そうめんを柔らかくなるまで茹で、よく洗う
- そうめんと柔らかくなった野菜をまぜ、野菜スープをかける
- めんつゆを1,2滴かける
そうめんチャンプルー(離乳食後期)
材料
そうめん20グラム、人参、キャベツ、鶏ひき肉、卵半個、水適量、めんつゆ少量、かつお節
- 野菜をみじん切りにし、鶏ひき肉と一緒に少量の油で炒める
- 茹でたそうめんを1に加え、卵と水、めんつゆ少量を入れる
- かつお節を混ぜる
茹で時間を変えることで、一緒に家族の食事も作れるそうめんはとても便利です。
のど越しがいいので、赤ちゃんもパクパク食べてくれます。賞味期限も長く、年間を通してストックしておきたい食材です。
そうめんを食べさせる際の注意点
そうめんは3大アレルゲンの1つである小麦を使用しているので、食物アレルギーには注意が必要です。
初めて食べさせる時は小さじ1程度の量から始めましょう。
また、のどごしがよくツルッと食べられるので、赤ちゃんはまる飲みしてしまうことがあります。喉に詰まらないように注意してあげましょう。
そうめんの保存方法
離乳食を作る際、お粥や野菜を茹でて小分けにし、冷凍する方も多いと思います。そうめんも茹でてから冷凍保存すればとても便利です。
やり方は月齢にあった柔らかさに茹でて、1食分ごとに小分けにするだけです。レンジで解凍すればとても時短になります。
まとめ
離乳食でそうめん ~赤ちゃんもパクパク食べる~
そうめんとは
そうめんを茹でる際のポイント
そうめんの離乳食レシピ
そうめんを食べさせる際の注意点
そうめんの保存方法