離乳食 で 鮭 を使う場合には、骨のないお刺身用の鮭を利用することをおススメします。特に、最近ではアレルギーなどの心配もあるので慎重に離乳食を開始しましょう。
今回は、離乳食で鮭を使う場合の鮭の選び方や鮭を使った美味しい離乳食レシピをご紹介いたします。
鮭で離乳食 ~大人も嬉しい鮭のおすすめレシピ~
離乳食用の鮭を選ぶときの注意点
鮭は白身魚ではありますが、脂が多いのでほかの白身魚を試して赤身をはじめる前に始めましょう。
それでもまだ歯が生えていない赤ちゃんに、焼き鮭を食べさせるのは塩分が多く、骨もありますので無理です。
最初は刺身用の切り身を少しだけ食べさせアレルギーがないことを確認してから利用しましょう。
少しだけ別に取りわけて調理するようにすれば残りは大人がお刺身で食べることもでき一石二鳥です。
できれば新鮮なほうが良いですが、余ったときは茹でて小分けにし冷凍保存も可能です。
ただし、冷凍後も鮮度の高いうちにできるだけ早めに調理して食べさせるようにしてください。
切り身の鮭の選ぶ見極めるポイントは
- 身がしまっていて、くずれていない
- 汁が出ていない
- 塩漬けでない
メインで使える!超簡単離乳食
鮭入りおかゆ(初期)~鮭雑炊(後期)
日ごろから食べさせているおかゆに茹でてつぶした鮭を混ぜるだけで出来上がりです。これだけでおかずもいりません。もちろんおかゆと一緒にすりつぶしてOKです。
また、飲み込みが上手にできない初期は出汁を丁寧にとったおかゆに混ぜることで飲み込みやすく味付けも不要です。
中期から後期になると卵やちりめんじゃこ、わかめなどの具材を混ぜ、少量の塩と醤油などで薄めに味をつけると、離乳食だけでなく幅広い年齢層のお子さまにも立派なメイン料理となります。
ただし、まぜたり具材を増やすことでみえにくくなる骨には十分注意しましょう。
鮭や乳製品に不安がなくなったらこれ
鮭のグラタン・シチュー
同じく鮭の切り身をほぐして使います。手作りのホワイトソースが面倒であれば市販の赤ちゃん用ホワイトソースがあるのでそれを利用すると簡単にできます。
和光堂やピジョンから顆粒タイプのものがでているので、手軽に使えます。
ほんのり甘いホワイトソースは子供が大好きなのでもぐもぐ食べてくれます。
一緒にホウレン草や人参、チーズなどを入れてあげると栄養価もアップします。
手間をかけずにちょっと一品
鮭のとき玉餡かけ豆腐
豆腐は良質なたんぱく質を摂るために離乳食によく使われる食材ですが、少しの手間で何にでも合う立派な一品料理になります。
和風だしに塩としょうゆ少々入れ、ほぐした鮭をひと煮たちさせたあと、とき卵を回しいれ水で溶いた片栗粉でとろみをつけたらできあがりです。
茹でた豆腐にかけるだけで子供から大人まで出汁の味が楽しめる和風おかずの完成です。
和風だしはほかの調味料を極力使わず薄味にすることで、味覚形成のためにも良いと言われています。
鶏肉のすり身やホウレン草、白菜を茹でたものにあわせたりしてアレンジしてください。
鮭は長くつき合いたい栄養の源
鮭には豊富な栄養源として生活かかせない食材です。
赤魚に多く含まれるDHAやEPAが豊富で、記憶力や脳への伝達能力がUPすると言われており、赤ちゃんからお年寄りまで食べ続けてほしいお魚のひとつです。
また、たんぱく質も豊富で中でも必須アミノ酸がとても多く、赤ちゃんの血や骨になるための消化吸収率はトップクラスです。
この他にも骨を丈夫にするビタミンDや貧血予防となるビタミン12など、赤ちゃんにもママにも嬉しい栄養素がたくさんです。
調理後のいろどりもカラフルで赤ちゃんも楽しみながら食べられますので、いろんな調理法で楽しい離乳食ライフを過ごしてください。
まとめ
鮭で離乳食 ~大人も嬉しい鮭のおすすめレシピ~
離乳食用の鮭を選ぶときの注意点
メインで使える!超簡単離乳食
鮭や乳製品の不安がなくなったらこれ!
手間をかけずにちょっと一品
鮭は長くつき合いたい栄養の源