赤ちゃんの授乳のリズムがだいぶ定着し一安心の生後6ヶ月頃。この頃から離乳食を取り入れるお母さんも多いです。 初めて の 離乳食 は、赤ちゃんとお母さんにとって新しい成長のステップです。楽しく離乳食を進める工夫を紹介したいと思います。
お母さんも楽しんでみませんか?初めての離乳食
楽しくなる環境づくり
「食育」の大切さも認識されている現在、赤ちゃんの離乳食に何を食べさせたらいいか考えるお母さんも多いと思います。離乳食は身体の成長にとって大事なステップであることは間違いありません。しかし、栄養を取るということだけではなく、食卓を囲む楽しさも赤ちゃんは学んでいきます。
女性は、どこかで食べた美味しいものの話やお勧めのレストランの話が好きな方が多いのもわかるように食にとても興味があるのです。ですので赤ちゃんに味覚を発見する楽しさ、皆で食卓を囲むひと時の大切さを上手に伝えることができるのです。
お食事を楽しむためにも、是非赤ちゃん用の食卓椅子、食器をそろえてみてください。最初はお母さんのひざの上で始めて、徐々に慣れてきたら自分の椅子に座って食事を楽しむようになります。
お母さんのほうは、離乳食作りがスムーズに進むように小さい鍋や、ハンドミキサーなど調理器具をそろえるといいでしょう。これらの道具を使うことによって、ピュレ状のものは簡単にできまし、離乳食が終わった後でもレシピのアレンジに役立ちます。
食べてくれないときはここを工夫してみましょう
育児書片手に、がんばって作ってみたけれど離乳食をあまり赤ちゃんが食べてくれないときがあります。そういう時に考えれれる理由が幾つかあります。赤ちゃんが空腹を感じていない場合や、食べ物の食感が気に入らなかった場合、また落ち着かない環境での食事など色々あります。
赤ちゃんにも個々のリズムがありますから、無理してたべさせようとはしないで様子をよくみてみましょう。お母さんが一緒に「おいしいね!」や「まだお腹はすいていないかな?」などと声をかけてあげるのもいいと思います。
口に運ぶスプーンの大きさもあっているか確認してみましょう。食材の固さや、食事の時間帯なども見直してみます。この前までもぐもぐ食べていたのに、急に食べなくなったなんてこともよくあります。
こういう段階を踏むことによって赤ちゃんの個性や好みをよりよく知ることができますので負担にならない範囲で色々と試してみるといいと思います。離乳食を始めてたばかりの時期は、口にいれる量はほんの少しです。一緒に食卓を囲む時間を楽しんでみましょう。
日本と違う海外の離乳食事情
日本は10倍粥から始まることが多い離乳食ですが、海外はどうなのでしょうか?ネットで調べてみると各国の離乳食事情がわかり面白いものです。たとえば年々出生率があがっているフランスは、果物を加熱してピュレ状にしたものがよく与えられています。
代表的なのは、りんごのコンポートです。また粉ミルクに混ぜるベビー用のオートミールなどもあり味もココア味などもありびっくりします。海外だと市販のベビーフードを積極的に使っているお母さんが多いことも日本と違う点です。
視点を大きく構えることで、離乳食との付き合い方に幅が広がります。日本の育児書に書いてある通りにしないといけないという感覚から少し肩の力が抜けるでしょう。これはよさそうだと思うものは是非取り入れて離乳食作りを楽しんでみてください。
赤ちゃんの気持ち
産まれてからお母さんのおっぱいやミルクだけで栄養をとってきた赤ちゃんにとって離乳食は未知の世界です。スプーンを使って、口に入る食べ物の食感も初体験。ママの笑顔につられて口をあけてみたらびっくり!なんてこともあるかもしれません。
新しい食べ物もいいけれどまだまだお母さんのおっぱいを飲む方が安心と感じる赤ちゃんも多いでしょう。赤ちゃんは、言葉に出さなくてもお母さんの様子を目を追っていることが多いのです。
普段の食卓でお母さんとお父さんが楽しそうに食事をしていれば、赤ちゃんもそこに加わりたいと思うようになってきます。食事の楽しさを言葉でも積極的に伝えていってあげると赤ちゃんも興味をもってくれるでしょう。
まとめ
お母さんも楽しんでみませんか?初めての離乳食
楽しくなる環境づくり
食べてくれないときはここを工夫してみましょう
日本と違う海外の離乳食事情
赤ちゃんの気持ち