生後7ヶ月になると赤ちゃんは寝返りやずりばいなどができるようになる子も多く、運動量が増えてきます。そして授乳回数は減り、離乳食が1日1回~2回程度になってくる時期です。
どんどん成長する赤ちゃんですが、生後 7ヶ月 の 赤ちゃん にはどれくらいの量の離乳食をあげるのが適当なのでしょうか?そしてどんな内容の離乳食をあげれば健康に良いのでしょうか?ここではそんな疑問にお答えしたいと思います。
生後7ヶ月の赤ちゃんのための離乳食の量や内容とは?
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生後7ヶ月の赤ちゃんには離乳食と母乳やミルクをうまく混合しましょう。
生後7ヶ月の赤ちゃんは栄養のおおよそ70%を母乳、ミルクから摂取しています。離乳食が順調に進んでいるようにみえても母乳やミルクは欲しがるだけ与えてあげて大丈夫です。
離乳食が始まると授乳、ミルクの回数は減ってくるのが普通ですが、赤ちゃんは母乳やミルクからもまだまだ栄養が必要な時期ですので、離乳食だけに頼らないように注意してください。
赤ちゃんは授乳やミルクの際にママとのスキンシップを求めています。離乳食が始まり授乳、ミルク回数が減ったとしても、抱っこするなどしてスキンシップの時間は減らさないように気をつけてあげましょう。
生後7ヶ月の赤ちゃんの離乳食は口の使い方を完成させる時期です!
生後7ヶ月ですとまだまだ完全に離乳食に移行していない赤ちゃんがほとんどです。この時期の赤ちゃんの離乳食は栄養を補うというよりも、口の使い方を覚える時期なのです。上顎、下顎を使って食べ物を潰す作業を習得し、様々な食べ物の食感を知っていく時期です。
栄養はまだまだ母乳やミルクで補えていますので、口の使い方を教える時期として様々な食べ物に挑戦させてあげてください。赤ちゃんによっては離乳食を嫌がったり、中断してしまったりすることがありますが、あまり焦らずにゆっくり進めていきましょう。
1日1度の離乳食が順調なようでしたら、1日2回の離乳食に進む準備を始めましょう。
離乳食に向く食材と向かない食材を知りましょう!
生後7ヶ月の赤ちゃんはまだまだアレルギーなどの心配もありますし、離乳食で与える食材には気をつけなくてはいけません。もちろん赤ちゃんによって使える食材は違ってきますが、基本的に野菜、フルーツ類は与えても大丈夫です。
ただ、さといも、山芋などは皮膚がかぶれてしまう恐れがありますので与えないようにしましょう。他にも繊維が多いもの、苦味が強いものは赤ちゃんの離乳食には向いていませんので、与えないよう気をつけて下さい。
少し甘みのある野菜やフルーツは離乳食におすすめです。特にさつまいも、りんご、人参、かぼちゃなどをマッシュしたものは赤ちゃんも食べやすいですし、栄養面でも優れていますので積極的に与えると良いかと思います。
ただ、食物アレルギーの有無は個人差が大きいですので、何か変化があればすぐにかかりつけの医師に相談するようにしてください。
一度に与える量にも気をつけて下さい!
生後7ヶ月の赤ちゃんの胃はまだまだ未完成でとても小さいです。1食の量の目安としては子供用のお茶碗半分弱ぐらいですので覚えておきましょう。そして、栄養素によって与える量も変わってくることを理解しておきましょう。
1度の離乳食で生後7ヶ月の赤ちゃんが食べる量の目安は、炭水化物ですとおおよそ大さじ3~5杯程度。野菜やフルーツ水ですとおおよそ大さじ2、3杯。お肉やお魚などのタンパク質は大さじ1杯程度です。
こちらに記載した量はあくまでも目安の量ですので、赤ちゃんの成長や発育などによって量を見極めてください。赤ちゃんが離乳食で満足した様子を見せたときは無理して全てを与えなくても大丈夫です。赤ちゃんの様子に気を配りながら赤ちゃんにあった量を知っていきましょう。
まとめ
生後7ヶ月の赤ちゃんのための離乳食の量や内容とは?
生後7ヶ月の赤ちゃんには離乳食と母乳やミルクをうまく混合しましょう。
生後7ヶ月の赤ちゃんの離乳食は口の使い方を完成させる時期です!
離乳食に向く食材と向かない食材を知りましょう!
一度に与える量にも気をつけて下さい!