赤ちゃんにとって初めての母乳・ミルク以外の食事である離乳食。どのようなメニューをどのくらい食べさせて、 二回食 や三回食などへの切り替えは いつから にしたらよいかなど初めてのものだからこそ色々と細かい点に慎重になります。今回は 離乳食 の進め方などについて色々とご紹介します。
離乳食を1日二回食にするのはいつからが良い?
離乳食初期の食事内容とは?
離乳食とは赤ちゃんにとって母乳・ミルク以外の初めての食事になります。一般的に初めての離乳食は生後5か月から6か月頃から開始します。
成長の度合いは個人差がありますが生後6か月から9か月頃に下の前歯が生えてきて生後9か月から10か月頃には上の前歯が生えてくるとされています。
離乳食開始時期は僅かな本数の歯だけで食事をする事になるため、最初のうちは食材をすりつぶしたものや歯茎でも簡単にくずせる硬さのものを与えます。
母乳・ミルクの時には出なかったアレルギー反応も離乳食で初めて口にする食材が増えることによって確認できる場合もあります。そのため離乳食開始頃はアレルギー反応が出ても対応できるように病院が営業している昼の時間帯に離乳食を与えることをお勧めします。
初めての離乳食はアレルギーの心配が少ないおかゆにして最初は小さじ1杯から始めると良いでしょう。数日間小さじ1杯の離乳食を与えて特に赤ちゃんの体調に問題がなさそうな場合は様子を見ながら少しずつ与える量を増やしていきます。
離乳食開始時は1日一回小さじ1杯から与え始めて少しずつ与える量を増やしていく形で進めていきます。1日一回の離乳食を与えていつ間は並行して母乳やミルクも欲しがる分だけ与えます。
離乳食開始時は初めから1つのメニューをたくさん与えすぎると吐き出してしまう可能性があります。吐き出す理由としては母乳・ミルク以外の形がある食べ物に抵抗を感じている場合や母乳・ミルクが大好きでそれ以外の食べ物を嫌がるなど様々です。
あまり何度も吐き出してしまう場合はのどが腫れたり目元をかゆがるなどアレルギー症状が出て嫌がっている可能性も考えられますので赤ちゃんの様子には十分注意してください。
もし離乳食を与えても母乳・ミルクばかり欲しがる場合はミルクがゆやミルク味のスープに野菜をすり潰したものを入れるなど離乳食自体にミルクを使ったメニューから始めてみる事も良いでしょう。
初めから離乳食に興味を持ってどのようなメニューでも意欲的に食べる赤ちゃんもいれば、長期間離乳食を拒み続ける赤ちゃんもいます。何よりも赤ちゃんにとって人生で初めての食事らしい食事になるため抵抗があっても何らおかしくないのです。
ママは離乳食開始1か月くらいまでは一回食を続けて、いつから離乳食の二回食を始めたらよいかという判断は赤ちゃんの様子を見ながら決めていきましょう。
離乳食を二回食にするのはいつから?
離乳食開始1か月くらい(生後7か月から8か月頃)すると赤ちゃんも離乳食の食事にだいぶ慣れてきてママも二回食への切り替えをいつからにしたらよいかという事を考え始めます。母乳・ミルクが好きな赤ちゃんは離乳食の二回食を進めづらいと考えがちです。
しかしこの頃からは今までの味のなかった離乳食とは異なり昆布だしやかつおだしなどで少しずつ味を加えたり、食材もすり潰したりしたものだけでなくタイや鱈、カレイなど白身魚を少しほぐして食感を多少残した状態でおかゆや潰した豆腐などに混ぜて与え始めます。
ドロドロ状だった食べ物がモグモグと噛むような動作を加えながら食べるようになる時期になってくるのです。そのため離乳食開始時にあまり興味を示さなかった赤ちゃんも積極的に食べるようになる場合もあります。
特にカボチャやバナナ、人参など甘めな食材を加熱した後に少しおかゆに混ぜ合わせただけで急激に離乳食に興味を示す赤ちゃんもいます。このように離乳食の内容に少し変化を与えて赤ちゃんが離乳食により興味を示した頃が二回食への理想的な切り替え時かもしれません。
その他の離乳食の注意点とは?
離乳食の二回食をいつからにしたらよいかという事ばかりを気にしすぎて、赤ちゃんに積極的に食べてもらえるように味付けを濃くしたり赤ちゃんが喜ぶ甘い食材ばかりを使いすぎることは止めましょう。
赤ちゃんの離乳食の味付けはママが食べてうっすらと味が感じられる程度で十分です。初めから味付けを濃くしてしまうと薄味のものを食べなくなってしまう可能性が高くなります。
シラスや鮭などを与える場合はそもそも食材自体に塩味がついているものも多いため調味料として塩は使わずに調理する形で調整しましょう。
赤ちゃんにとって初めて口にする食材やメニューを始めからたくさんの量を食べると胃に負担を感じてしまう可能性もあります。焦らず少しずつ進めていくことをお勧めします。
まとめ
離乳食を1日二回食にするのはいつからが良い?
離乳食初期の食事内容とは?
離乳食を二回食にするのはいつから?
その他の離乳食の注意点とは?