離乳食の後期から完了期になってくると、食べられるものがぐんと増えるのと同時に、何を作ったら良いのか毎日のメニューに悩まされますね。この時期の 離乳食 には、手軽にできて子どもも大好きな お好み焼き がおすすめです。
簡単で子どもも大好きなお好み焼き離乳食
離乳食をお好み焼きにする利点
離乳食後期ぐらいの子どもは、自分で食べることへの興味が沸いてくる時期なので、何でも手でつかんで食べようとします。お茶碗にもお皿にもお構いなしに自分の手を入れてしまいますので、食事の度にテーブルがぐちゃぐちゃになってしまう、なんてことが多いです。
毎回毎回、散らかされるのは、母親にとっては悩みの種ですね。お好み焼きでしたら、まとめて焼いてしまうので、テーブルが汚れる心配も要らないので片付けが楽になりますし、手づかみで食べたい子どもの欲求も叶えることができます。
また、様々な材料をまとめて焼くだけなので、作るのも簡単です。材料によっては冷凍保存が可能なものもあるので、冷凍しておけばいざという時にすぐに食事が出せるという利点もあります。時間があるときにまとめて作っておくと良いでしょう。
お好み焼きに向いている材料
野菜全般はお好み焼きに向いています。特に、お芋類やニンジンなど柔らかくしてつぶして使える野菜は重宝します。柔らかくする際に電子レンジを使うと作るのも簡単になります。キャベツなど葉物野菜の場合は、細かくみじん切りにしてから電子レンジで柔らかくしてから使うようにしましょう。
お肉はひき肉がおすすめですが、細かく切れば大抵のお肉が使えます。本格的にすりおろした山芋を加えたり、つぶしたお豆腐を加えるとふわふわの食間になります。バナナなどの果物で作るとおやつにもなるお好み焼きができます。
味付けは、まだ離乳食を食べている子どもなので、ダシなどの薄味でも十分ですが、お醤油などで少しだけ味を付けてあげても良いでしょう。
お好み焼きなのでソースを使いたいところですが、ソースには様々なスパイスが入っていますので、離乳食中の子どもには刺激が強すぎるのでおすすめしません。
作り方はとても簡単
離乳食のお好み焼きはとても簡単につくれます。まずは、野菜などの下ごしらえを行います。細かく切った野菜を電子レンジで柔らかくします。
それをお肉などの他の材料と一緒にボールに入れ、小麦粉や卵、味付けをする場合は少しの調味料を入れ、お水を加えて混ぜてフライパンで焼くだけで完成です。
材料を全部まとめて焼いてしまってから、子どもがつかみやすいサイズに切り分けても良いですし、焼く際にスプーンなどですくいながら小さく焼いても食べやすいです。
小麦粉や卵にアレルギーがある子の場合は、代わりに米粉を使ったり、お豆腐や山芋を入れるとつなぎの働きをしてくれますので、きれいに焼けます。
ケチャップやソースをかけて食べれば大人も一緒に同じ食事を食べることができますので、子ども用と大人用の食事作りが1回で済みます。
きちんと火を通したものは、ラップなどで小分けして冷凍保存できますので、作る時に冷凍分も一緒に作っておくと、忙しくて食事を作る時間がない時に助かります。
ストレスを感じない離乳食作りのために
離乳食時期の子どもの食事は、母親にとっては準備するのもそれを食べさせるのも大変大きなストレスになります。食事を作る時間を省略できて、散らかされる不安が少ないお好み焼きは、離乳食のストレス緩和に大いに役立ってくれる食事といえます。
離乳食は子どもにとって、食べることの楽しみを学んだり、家族で食卓を囲む幸せを教えてあげることができる大切なものです。お母さんがあまりストレスを感じないよう、ぜひお好み焼きでお子さんとの食事の時間を楽しんでください。
まとめ
簡単で子どもも大好きなお好み焼き離乳食
離乳食をお好み焼きにする利点
お好み焼きに向いている材料
作り方はとても簡単
ストレスを感じない離乳食作りのために