長野県の郷土料理として有名なおやき。近年では赤ちゃんの離乳食や子供のおやつとしても大変重宝されています。しかし郷土料理として知られているおやきと子供に与えるおやきでは少し姿も違っているようです。
今回は おやき が 離乳食 でどのような点で重宝されているのか調べてみました。
栄養満点!簡単・手軽に離乳食として使えるおやきとは?(前編)
おやきを離乳食に使うメリットとは?
おやきとは一般的に小麦粉やそば粉などを水で溶いて練りその皮の中に炒めた野菜や刻んだネギ、あんこなどを包んで蒸したり焼いたりしたお菓子です。歴史は長く室町時代からあるとされていて主に農家などで仕事中のおやつとされていました。
近年赤ちゃんの離乳食や子供のおやつとして頻繁に食べられるようになってから生地材は粉ものだけでなくご飯やイモ類をすり潰したものを使うことも増えています。具材も皮で包み込むのではなくお好み焼きのように生地と具材を始めから混ぜ込んで焼くことが多くなっています。
子供一人で簡単に食べる事ができておやつにも食事にも成り得る手軽な食べ物として重宝されています。おやきが赤ちゃんの離乳食として重宝される理由は次の通りです。
おはしやフォークがまだ上手に使えない子供でも簡単に手づかみで食べられる点・色々な食品を一度に食べられる点・おやつ間隔で容易に食べられる点・食べづらい食品も簡単に食べられる点(納豆や長いも、うどんなど)・嫌いな食品も加えやすい点・一品でも豊富な栄養が取れる点・食が細い子供もおやつ間隔で食べやすい点などです。
おやきは具材の制限もなく比較的何を入れても問題ないためおやつにしたい場合はチョコやはちみつなどを入れて甘めに作り、食事として与える場合は栄養豊富な食品をふんだんに加えるなどママのアイデア次第でどのような形にも仕上がるという点が子育て中の忙しいママにとっても非常に最適といえるメニューなのです。
離乳食用おやきにオススメの食品は?
納豆・長いも・大豆・枝豆・きな粉・ホウレンソウ・人参・ひじき・じゃがいも・しらす・とうふ・のり・トウモロコシ・レンコン・白身魚・ブロッコリー・かぼちゃなどです。
主に栄養価は高くても食べさせづらい食品はどうしても離乳食に取り入れづらい傾向にあります。その中でも葉物やベタベタ・ツルツル・コナコナ・ぽろぽろするような食品は赤ちゃん自身では食べづらくそういった食品こそがおやきの具材として最適なのです。
離乳食開始の6ヶ月から8ヶ月くらいの時期は舌でつぶせる木綿豆腐程度の硬さのもの、9ヶ月から11ヶ月くらいにはバナナくらいの硬さが良いでしょう。
おやきを作る際には月齢や歯の生え方によって噛み切りにくいものや硬さのある食品はすり鉢やフードプロセッサーなどで切ったり砕いて使うことをお勧めします。
まとめ
栄養満点!簡単・手軽に離乳食として使えるおやきとは?(前編)
おやきを離乳食に使うメリットとは?
離乳食用おやきにオススメの食品は?