離乳食が始まり中期から後期と言われる時期になってくると、赤ちゃんも食べる事がとても上手になり、食欲旺盛な子は自分でお皿に手を入れて食べようとし始めると思います。
そのぐらいの段階になると、お母さんもどんな食事を作ったら良いのか毎日メニューにあれこれ頭を悩ませてしまいますね。そんな時期には赤ちゃんが 手づかみ で食べられる 離乳食 がおすすめです。
赤ちゃんもママも嬉しい、簡単でおすすめの手づかみで食べられる離乳食
なぜ手づかみがおすすめなのか
離乳食も中期頃になってくると赤ちゃんの食べたい気持ちが旺盛になり、せっかく用意した離乳食をぐちゃぐちゃにしてしまったりお皿をひっくり返してしまったりと、毎回食事の度に大変な思いをする事が多くなってきます。
ちょうどこの位の月齢の赤ちゃんは、どんな物でも自分の手に取って確認する事で成長している時期で、綺麗に盛り付けた離乳食でもお構いなしで自分の手を入れてしまいます。
せっかく育ってきた赤ちゃんの食への興味をもっともっと伸ばす為に、それからお皿の中をぐちゃぐちゃにされてがっかりしているお母さんの為にも、赤ちゃんが手づかみで食べる事が出来る離乳食はおすすめです。
赤ちゃんが手で食べやすい食材とは
1番簡単なのは、野菜です。人参やブロッコリーなどを赤ちゃんが食べやすい固さに茹でてから、手でつかみやすい大きさに切り揃えて出してあげれば喜んで食べてくれるでしょう。
ただし、柔らかく茹ですぎると手で持った時にぐちゃぐちゃになってしまいますので、一口で食べられる大きさにした方が良いと思います。きゅうりなども好きな子は多くて、食べやすい大きさにしてあげると上手に食べます。
おにぎりを小さく丸めたものもおすすめです。丸める時に小さくちぎった海苔などを乗せると見た目も可愛く出来ます。
柔らかく茹でたジャガイモやカボチャをつぶして、片栗粉をまぶし形を整えて焼くとおやきになります。おやきは赤ちゃんが食べる時に散らかる事も少ないですし、中に入れる具をアレンジ出来るので色々試してみてください。
他にフレンチトーストや蒸しパンなども赤ちゃんは大好きです。
遊び食べに発展してしまった時は
手づかみ食べをしたがる月齢の赤ちゃんは、何でも手でつかむ事が大好きなので、食事をしているはずが、気が付くと食べ物で遊んでいる事が良くあります。遊びながらたくさんの事を学んでいる時期なので、すぐにやめさせずに見守ってあげる事も大切です。
この位の月齢での食事は「散らかるのが当たり前」と心掛けておいた方が良いでしょう。しかし、放っておくと完全な遊びになってしまい、食事ではなくなってしまいます。食べなくなってしまったら食事の時間は終わりにしましょう。
赤ちゃんが食べ物を口に運ばなくなったら食事の時間は終わり、という区切りを付けた方が良いです。やはりお腹があまり空いていない時の食事は遊び食べになってしまう事が多いので、空腹で食事を取るように規則正しい生活を送る事が大切です。
スプーンやフォークを使わなくなる心配は
手づかみ食べをした赤ちゃんでも、スプーンやフォークをきちんと使えるようになりますので安心してください。
毎回食事の時にスプーンとフォークを出してあげて、お母さんやお父さんがお箸やスプーン等を使って食事をするのを見ていれば、赤ちゃんはその時が来れば自然に自分でスプーンを持って食べるようになります。
もちろん初めから上手には出来ませんし、手に取っても途中で投げ出して手づかみで食べてしまうかもしれませんが、焦らなくても赤ちゃんはちゃんと成長し自分で道具を使って食べるようになりますので、見守ってあげてください。
子育ては全て育児書の通りには行きませんし、赤ちゃんにはそれぞれに個性がありますので、手づかみで食べる事なく自分でスプーンやフォークを使い食べ始める赤ちゃんもいます。
必ず手づかみ食べをさせなければいけないという事はありませんので、無理に行う必要はありません。赤ちゃんのペースに合わせてあげる事が一番大切な事です。
まとめ
赤ちゃんもママも嬉しい、簡単でおすすめの手づかみで食べられる離乳食
なぜ手づかみがおすすめなのか
赤ちゃんが手で食べやすい食材とは
なぜ手づかみがおすすめなのか
遊び食べに発展してしまった時は
スプーンやフォークを使わなくなる心配は