赤ちゃんが離乳食を食べる様になると毎日の献立に悩んでしまいますね。 野菜 を上手に 離乳食 に活用して、赤ちゃんにたくさん野菜を食べてもらいましょう。ですが、野菜によっては注意が必要な物もあるので下調べをしてから与えてください。
赤ちゃんに離乳食で野菜をたくさん食べてもらいましょう
初期で気を付ける事、野菜の与え方
初めての離乳食は、やわらかく煮てすり潰したおかゆ等を与えます。まずは飲み込む練習ですので、嫌がるようでしたら無理せずやめます。徐々に慣れてきた様子でしたら、煮込んだ野菜をすり潰しお湯などで少し伸ばした物を与えます。
避けた方が良い食材は、しょうがにんにくなど刺激の強い野菜です。腸などにも刺激がある野菜なので、離乳食の時期全般的に避けた方が良い食材です。
キノコ類は、消化が良くない事と赤ちゃんが飲み込みづらいので、この時期は与えない方が良いです。ナスやゴボウ、レンコンなどのアクの強い野菜やセロリやタケノコなどの繊維質の多い野菜もこの時期は向いていません。
トマトは種を取除き、茹でて皮をむいて食べやすい大きさに切ってから与えます。トウモロコシは消化の悪い皮をむき、少し潰してから与えます。
初期の野菜は、赤ちゃんが噛まなくても飲み込んで食べられる柔らかさにして与えます。
食べられる野菜が増えてくる中期でも注意すべき事
中期になってくるとほとんどの野菜を食べる事が出来るようになります。繊維の多いセロリやタケノコなどはまだ与えないほうが良いでしょう。キノコ類も無理して与える必要はないと思いますが、どうしても与えたい場合は小さく切ってあげます。
ネギなど辛みや香りの強い野菜は与える事は出来ますが、赤ちゃんが嫌がる場合も多いので避けた方が良いです。
この時期はモグモグと食べ物を噛んで食べる練習をする頃なので、少しずつ触感を残して調理します。もちろんまだ上手に食べる事は出来ませんので、舌で簡単につぶせる固さにします。
歯が生えてくる赤ちゃんもいると思いますが、まだ歯や歯茎を使って食べる事は難しい時期です。
ほとんどの野菜を食べる事ができる後期
後期になってくると、だいたいの野菜を食べる事が出来ます。アクの強いゴボウやレンコンもきちんとアク抜きをしてから柔らかく調理をすれば与える事が出来ます。
食べられる物が増えてくるので、大人の食事の準備と同時に行って、後で赤ちゃんの分だけ取り分けて料理する事が出来るので準備する手間も楽になってきます。
この頃からは歯茎を使い、噛んで食べる事を覚えて行きますので、バナナぐらいの固さが理想です。
乳食に慣れてきた赤ちゃんが食べ物で遊び始める時期でもあるので、食事の時間が長くなったり食べてくれなくて困ってしまう事が出てくるかと思いますが、焦らずにゆっくりと進めてください。
赤ちゃんが遊び始めて食事をしないようなら、時には食べ終わるまで待たずに片づけてしまって良いです。
大人の食事に近づく完了期、離乳食卒業ももうすぐ
完了期には、ほとんどの食材を食べる事が出来ます。大人の食事から取り分けで食べられるようになりますが、味付けは出来れば薄味が良いです。この時期は、白米も大人と同じ固さのものが食べられるようになってくるので、食事作りが楽になってきます。
しかし、このぐらいから好き嫌いが出てくる子も多いので、せっかく作っても食べてくれない、同じ物ばかり食べたがる、など食事を選んで食べるようになってきます。
前はパクパクなんでも食べてくれたのに、と悩んでしまいますが、好きな物もコロコロ変わりますし、嫌いだったものが急に好きになる事もありますので、深く考えずになるべく色々なものを楽しく食べられるようにしてあげましょう。
もう母乳やミルクからではなく、食事から栄養のほとんどを摂取するようになっていますので、おやつの時間を作ってあげて、食べる事の楽しさを教えてあげてください。
ミルクや母乳しか飲めなかった子が、パクパクと自分が作った食事を食べてくれる姿は本当に嬉しいものです。献立で悩む事はありますが、やはり赤ちゃんの為にあれこれ離乳食を作る事は親にとって幸せな毎日ですね。
野菜は調理する手間がかかりますが、その分きっと赤ちゃんにも愛情が伝わります。好き嫌いなくスクスクと育ってくれると良いですね。
まとめ
赤ちゃんに離乳食で野菜をたくさん食べてもらいましょう
初期で気を付ける事、野菜の与え方
食べられる野菜が増えてくる中期でも注意すべき事
ほとんどの野菜を食べる事ができる後期
大人の食事に近づく完了期、離乳食卒業ももうすぐ