子供は大きくなるにつれて、背負おうことで両手が使えるリュックサックが必要になる場面が増えます。幼稚園や保育園の通園、小学校での遠足、習い事の合宿や夏休みのキャンプなど、子どもの行動範囲が広がると同時にリュックサックの使用頻度も高くなります。
キッズ に リュックサック を買うときにはいくつか抑えておきたいポイントがありますので、一度ご確認ください。
キッズのリュックサック購入時のポイント
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体の大きさに合ったものを選びます
キッズにリュックサックを買うとき、「どうせすぐ大きくなるから」と大きめのリュックサックを選んでしまいがちですが、小さな子供にとっては自分の体より大きなリュックサックを背負うのは少々負担が大きいようです。
リュックサックの許容量が大きいと、つい何でも入れてしまい、子供が背負う時は重たくなってしまいます。また体より大きなリュックサックは子供の小さな肩を滑り落ちてしまい、子供は常に両手でリュックサックのショルダーを抑えていないといけません。
楽しい一日をリュックサックで減点しないよう、子供の体の大きさに合ったリュックサックを選んでください。リュックサックを背負った時に子供のお尻が全部見えるかどうかが、大きさの目安です。
左右のショルダーをつなぐベルトは意外と必須です
本格的な山登りリュックサックには必ずついている、左右のショルダーを胸の真ん中あたりでつなぐベルトは、子供がリュックサックを背負う時は意外と必要になります。
体がまだ小さなキッズには、どんなに体の大きさに合ったリュックサックを選んでも肩になじまないことがあります。そのような場合に左右のショルダーをつなぐベルトがあると、リュックサックが体にフィットして動きやすくなります。
両手もショルダーをつかんでいなくていいので安全です。デザインが可愛いキッズリュックサックにはベルトが付いていないことがあるためできれば購入前に確認し、試しに背負ってみた時にもベルトを止めてみてください。
体に馴染んでくれるリュックサックなら子供も自ら率先して背負いたがります。
ショルダーと背中にはクッションが入っていると楽です
少々重たい荷物を入れるかもしれないことを考え、ショルダーは幅広でクッションがしっかり入っているものを選ぶと子供の負担が減ります。大切なポイントはショルダーだけでなく、背中部分にもクッションが入っているかどうかです。
キッズリュックサックでも山登りブランドのものであれば、背中部分にもクッションが入っています。背中にクッションがあると中に入れた荷物が直接背中に当たらないので、違和感を感じることがありません。
さらに背中部分には敷物や上着などで背中が痛くならないよう工夫をすれば、リュックサックの背負い心地がさらに良くなります。
合宿やキャンプでの使用は、調節ファスナー付きを選びます
最近は年長のキッズでも親と離れて参加するスキーキャンプや夏キャンプツアーが販売されています。もしお子さんがサッカーや野球のキッズクラブに所属しているのであれば、夏は合宿があるかもしれません。
まだ小さな子であっても自分の荷物を全て自分で背負わなければならず、どうしても体より大きなリュックサックが必要になる時があります。出発する時はきちんと整頓された荷物でも、2〜3泊すると同じ量の荷物がリュックサックに入らなくなることもしばしばです。
スポーツ専門店で販売しているキッズ向け大きめリュックサックには容量が広げられるファスナーが付いているものがあり、荷物の量に合わせてファスナーで容量を調節することができます。ファスナーを外すとリュックサックが縦や横に一回り大きくなるというものです。
背負うのはより大変になりますが、子供が一人で自分の身の回りのものを片付けられるよう、調節可能なリュックサックを選んであげてください。
子供が大きくなるまで何度も買い換えることになります
リュックサックは子供の成長に合わせて何度も買い換えるものだと認識してください。
リュックサックを背負うことで両手を使って危険を回避できるのであれば安いものです。自由に荷物を出し入れできるのですぐに破けて壊れてしまうことも想定し、体の大きさと用途に合致する使いやすいものを常に選ぶのがポイントです。
人気のスポーツブランドは周囲に同じリュックサックを持っている場合がありますので、子供の好きなキーホルダーをファスナーの取手につけることで区別してあげれば、子供の自立の第一歩です。
まとめ
キッズのリュックサック購入時のポイント
体の大きさに合ったものを選びます
左右のショルダーをつなぐベルトは意外と必須です
ショルダーと背中にはクッションが入っていると楽です
合宿やキャンプでの使用は、調節ファスナー付きを選びます
子供が大きくなるまで何度も買い換えることになります