毎年 節分 になると「 豆の数 はいくつだったっけ?」と考えながら何となく節分を過ごしていませんか?昔からある節分はお子さんと一緒に楽しめる行事のひとつです。もう1度おさらいして節分でしっかりと開運パワーを身に着けましょう。
節分の豆の数は一体いくつ?伝統行事を見直して簡単に開運
5分でわかる節分
節分ときくと「鬼は外!福はうち!」の掛け声と豆を投げて最後にはそれを食べるということを想像される方も多いと思います。お正月の飾りはしっかりやるけれど節分は何となくやり過ごしてしまうことはありませんか?
節分は本来は季節の変わり目のことをさし、立春である2月3日に行われます。邪気を払い、健康に1年を過ごせるようにするために豆を使用します。
これは、豆が鬼を追い払う道具とともに、豆を「魔目」として家の外に出す意味もあります。また昔から「穀物には生命力と魔よけの力がある」と考えられ豆は節分の行事には欠かせないものとなっています。
鬼が嫌う柊(ひいらぎ)の枝に鰯の頭を刺したものを戸口に飾り、豆をまき、炒った大豆を年の数だけ食べるのが本来の節分の過ごし方です。
生活様式が変化しても受け継いでいきたい行事
2月といえばまだまだ寒い時期です。つい家でぬくぬくとしていたい気分になりますがお子さんがいる家庭では是非節分の行事を楽しんでほしいものです。普段は「散らかしてはだめ」と注意される子供も豆を思いっきり投げたりできるのでは楽しんでやってくれます。
豆を投げながら「鬼は外!福は内!」と声に出すだけでも気分がすっきりするものです。あえて、声にだして豆を投げることによって邪気が払われていくのです。開運に関する本などが出回っていることからも現在は人々が「運をよくしたい」という気持ちが強いことをあらわしています。
開運法を試みる前に大切なのは災難をのがれることです。節分はその難を追い払うにはうってつけの行事です。特に風邪が流行る時期の2月は節分で健康のありがたさを再確認したり、体調のいまいちな人は健康を取り戻す為にも豆をまきましょう。
豆の数について
大豆は、五穀の1つで昔からお米に次いで神事に用いられてきました。節分には炒った豆を年の数だけ食べるという習わしがあります。
自分の年齢より1つ多く食べるとよいという説もありますが、どちらのやり方もありなんだそうです。昔は産まれた時に1歳と数えていた時代もありました。現在は、出生時点では0歳と計算するのでこのような差が生じたようです。
大豆自体はカロリーはそんなにありません。例えば30粒食べても40キロカロリーを少し超えるくらいです。年を重ねていくといくら大豆が身体によいと分かっていても年の数だけ炒った豆をそのまま食べるのも辛いかもしれません。
そういう場合は、大豆のコロッケや豆のサラダにしたりとお料理に使用して食べきることもお勧めです。
節分にプラスしてやるといいこと
節分の豆まきをする前にお部屋を綺麗にお掃除しませんか?まいた豆を拾って口にするのですからなるべく綺麗な環境で行いたいものです。
そして豆まきを行うとそれで「難を避ける」ことはしっかりできそうです。もちろん声にだして「鬼は外!福は内!」という事によってアファーメーションの効果も期待できます。
その日は、体が喜ぶことに注目するのもいいかもしれません。天然塩をいれたお風呂にゆっくりつかり、身を清めます。大豆食べ、良質な植物性たんぱく質を摂取して体を元気にします。
そして改めて、年始に立てた目標などを見直してみるといいでしょう。伝統行事をきちんと行うことは心の余裕にもつながります。節分を行って楽しく開運していきましょう。
まとめ
節分の豆の数は一体いくつ?伝統行事を見直して簡単に開運
5分でわかる節分
生活様式が変化しても受け継いでいきたい行事
節分にプラスしてやるといいこと