これまでの子供の成長に感謝しつつ、今後も健康に育つようにと願いを込める 七五三 。日本の伝統行事ということで、親子で和装を選ばれる方も多いのではないでしょうか。でも、着慣れない 着物 は着るだけでも一苦労します。そこで、着付けのポイントについてまとめました。
七五三は和装にチャレンジ!着付けをする際のポイントは?
着付けの前に気をつけるべきポイント
お子さんの性別に関係なく、着物・羽織袴といった和装をする場合は普段の洋服とは勝手が違います。お子さんが和装をする上で一番気をつけたいことは「トイレを済ませておくこと」です。
着付けの段取りや当日のスケジュールに慌ててしまい、着物を着た後に「ママ、トイレに行きたい」と言われるのは避けたいことです。せっかくキレイに着付けた着物も、崩れてしまうことになりかねません。
着替え前に声をかけても「行きたくない」とおっしゃるお子さんがいるかもしれませんが、とりあえずトイレには行かせておくようにしましょう。
また、ヘアメイクは着付けの前に済ませておくことをおすすめします。着慣れない着物を着たお子さんをじっとさせたままヘアメイクするのは、お子さんにとって苦痛になってしまいます。
着付けの後の写真撮影やお参りをお子さんに機嫌よく過ごしてもらうためにも、着付けが終わった後のスケジュールがスムーズに進むように配慮しておきましょう。
自宅で着付けをする場合は事前に練習を
祖父母や両親が用意した着物を七五三当日に自宅で着付けする場合は、事前に練習をして手順を確認するようにしましょう。紐や帯の締め具合や、用意するべき小物が全部揃っているかの確認ができるので、当日に慌てることがありません。
万が一、着物のサイズが合わないことがあっても練習の時点で気づけば、余裕を持って調節することができます。
また、「当日はこの衣装で楽しく過ごす」ということを、お子さん自身に理解してもらうことができるので、当日になって着物を嫌がるというトラブルも避けることができます。
お子さんだけでなく親も和装にする場合は、お子さんと同じように大人も事前に着付けの練習をしておきましょう。当日、自分自身の着付けにかかる時間を計算しやすくなりますし、小物などの確認をすることができます。
また、意外と間違えやすいのが「前の合わせ」です。七五三はおめでたい場ですから、間違って左前の「死に装束スタイル」になってしまわないように気をつけましょう。
最近はインターネット上にたくさんの動画がアップされていて、和装の着付けに関しても子供用(男女とも)・大人用のものを見ることができます。練習の際に動画を参考に見ておくのもいいでしょう。
着付けに自信がないなら、プロに任せよう
昔は着付けもできたけれど、七五三当日の限られた時間の中でお子さんと自分自身の着付けが間に合うかどうか不安な方もいらっしゃるでしょう。
そのような場合は、着付けに慣れている方にお願いするか、プロの方にお任せするのがおすすめです。ただし、七五三のシーズンは着付けを担当する方も予定が込み合ってしまいますから、早めに手配をしておくのがポイントです。
女の子の七歳の着物は、三歳の時とは違って帯も締めなければなりません。着付けがきちんとできればとても素敵に仕上がりますが、手間取ってしまったりきっちりと結べなければ台無しになってしまいます。
一生に一度の行事ですから、思い切ってプロの方にお任せするもの良いのではないでしょうか。
七五三の着付けは美容室にお願いすることで、ヘアメイクも行ってもらうことができます。相場としては3歳で5,000円~、5歳が8,000円~、7歳が10,000円前後となっています。
着物をレンタルした場合は、レンタルしたお店で着付け・ヘアメイクがセットになっている場合が多いので、事前に確認しておくようにしましょう。
まとめ
七五三は和装にチャレンジ!着付けをする際のポイントは?
着付けの前に気をつけるべきポイント
自宅で着付けをする場合は事前に練習を
着付けに自信がないなら、プロに任せよう