スーパーマーケットの食材には、何やら難しい表記が含まれています。この表記は食育インストラクター講座を受講すれば意味が理解できます。そのほか食事のマナーも学べます。
食材知識だけじゃない、 食育インストラクター は興味深い民間資格です。
食材知識だけじゃない、食育インストラクター
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食育をわかりやすく指導できるのが食育インストラクター
食育が重要視され初めて久しいですが、食育とはどういうことかの理解はまだまだ浸透に余地がありそうです。食育について学び、日常生活の食事に生かすことができるのが、NPO食育インストラクター協会が認定する食育インストラクター資格です。
この資格は民間資格ですが、プライマリーから1級まで5段階にわかれており、調理師養成施設への通学において1級取得ともなると、食育についての幅広い知識を活かして普及活動もできるようになるようです。
また、食育インストラクターは食材についての知識を身につけるだけでなく、食事マナーや食文化についても学ぶ単元があるため、家庭の食事全般について子供に正しく教えてあげることができます。
食育に関する民間資格は「食育マイスター」「食育メニュープランナー」「食育アドバイザー」など、たくさんあります。これらは食育について関心が高まっているということの表れでもあり、知識があるということはよいことだという証です。
しかしもし自分の将来において医療機関や保健所、保育園や学校給食を通じて食育に携わりたいと思われるなら、管理栄養士として正式に国家資格を取得することも考えてください。
食料のお買い物には子供を一緒に連れていって
子供に食育とは何かを教える第一歩を踏み出すには、スーパーマーケットへ夕飯の買い出しに出かける際、子供を誘ってあげてください。子供が食育に興味を持つ絶好のチャンスです。
食育インストラクターで培った知識で、食材に書かれている栄養成分表示や食品添加物がどのようなことを伝えようとしているか、教えてあげてください。好きなお菓子には体に良い栄養素が入っているかどうか、子供に確かめさせてもいいかもしれません。
これまで価格重視だった食材調達も、価格と成分で費用対効果を重視できるようになりますので、子供に買い物のコツを教えてあげることもできるのです。
ご飯の食材とともに食事のマナーも子供に教えて
子供と食事を取るのは夕食だけになっている家族が増えています。大事な夕食時に、今日の出来事など話したいことはたくさんあると思いますが、子供の食事を取る姿を確認してあげてください。
そして行儀という点で必要であれば注意し直してあげてください。箸の持ち方、肘をつかない、添え手を使うなど、マナーが良いと他人が見ていて気持ちがよいものですので、優しく教えてあげながら楽しい話をたくさん聞いてあげてください。
毎晩の食卓を子供が楽しみにしてくれるようになれば、食べている食材についての話も織り交ぜてあげると、子供が嫌いな食材でも、試してみるといった興味を持つかもしれません。
旬の食材を使って食事が毎日楽しいことを伝えて
日本は四季があります。寒かったり暑かったり体調管理が大変ですが、一方で旬の野菜や収穫時期の果物など、食事に関しては嬉しいことだらけです。食育インストラクターの知識を活かして、その時の旬について注力してみると毎日の献立も楽しくなりそうです。
今月だけのオリジナルメニューが出来上がるでしょうし、それを子供のお気に入りメニューに追加することができれば、年中食事が楽しみになります。
季節のない赤道に近い国々では考えられないほど豊富で美味しい食材が日本には溢れているのです。旬について詳しくなり、より多くの知識で食卓を彩ってください。
食育に興味を持ち、自分も家族も共に健康に
食育とは家族が健康に毎日食材を美味しく食べるだけではありません。食育インストラクターの勉強がきっかけで食品業界への就業に興味を持ち就職が決まることや、自らが発信者となり在宅ワークとしてレシピ事業が成立することにつながる可能性を秘めています。
まずは勉強してみて、自分に合っていると感じられるようならば道を少しずつ大きく開いてみてください。食育を通じて家族にも社会にも貢献できるということは素晴らしいことです。
まとめ
食材知識だけじゃない、食育インストラクター
食育をわかりやすく指導できるのが食育インストラクター
食料のお買い物には子供を一緒に連れていって
ご飯の食材とともに食事のマナーも子供に教えて
旬の食材を使って食事が毎日楽しいことを伝えて
食育に興味を持ち、自分も家族も共に健康に