卒業という言葉を聞くとどんな気持ちになりますか?自分たちも卒業を節目に1つ1つ大人へのステップを上ってきたように、我が子もまた新しい世界へと踏み出すのです。親としての役割も少しずつ変わっていきますが、我が子を応援する気持ちはいつまでも変わらないものですね。
卒業 のときを迎える我が子に、普段はなかなか言葉にして伝えられない気持ちを メッセージ にしてみませんか?
贈る言葉~卒業する我が子へメッセージを贈ろう~
小学校を卒業する我が子へのメッセージなら
我が子がどんな進路を選んだとしても「卒業」というものは大きな節目です。先生や友達との別れもあります。そこで学んだり経験したことを身に着けて一回りも二回りも大きくなったはずです。
特に小学校は6年間という年月の中で容姿も精神も目覚しく発達するものです。入学式の頃は手を引いてやらなければ心配だったのに、いつの間にか友達と肩を並べてずっと先を歩いている、そんな背中も頼もしく思えるのではないでしょうか。
卒業文集などに書く将来の夢はまだ子供らしいものだったりもしますが、子供なりにいろいろなことを考えています。あまり子供扱いをしてもいけませんが、難しい言葉も伝わりにくいでしょう。親として小学校6年間を見守ってきて感じたことをストレートに伝えるのが良いでしょう。
普段から子供のことを言葉にして褒めているつもりでも、意外と子供には伝わっていないということもあるので、卒業の機会に小学校生活で我が子が頑張っていたことや親として自慢に思っている我が子の性格などを言葉にしてみてはどうでしょうか。
中学校を卒業する我が子へのメッセージなら
中学生になると思春期を迎える子が多いので、中学校生活の三年間は親子喧嘩が絶えなかったというご家庭も多いのではないでしょうか。反抗的になる子もいれば無口になる子もいます。
そういう態度の変化はなくても友達との時間やつながりを大切にするようになり、悩み事も親ではなく友達に相談するようになります。
親は少し離れたとことから見守っているというポジションになってしまうのです。そんな親子関係でメッセージなんて子供には喜ばれないのでは?と思う人もいるかもしれませんが、そんなことはありません。
一部の学校では野外学習(2泊3日程度の日程でおこなわれる行事)の折に保護者から子供に宛てた手紙を預かりそれを子供に読ませるというのが恒例になっていて、その手紙を読んだ子供たちの多くは感動して目を潤ませるそうです。
親元を離れて子供自身もいつもとは違う気持ちで手紙を読むことができますから、いつもは反発していても素直な気持ちになれるのではないでしょうか。そういう意味では卒業式を迎える子供も普段とは少し違う心境になるので、メッセージを伝えるには良い機会となるはずです。
子供が普段は親に対して疎ましく思っているような態度をとっていても、それだけが本心ではないのです。何かあったときには頼りたいと思っているものです。親はどんなときでも子供のことを見守っているし気にかけているのだということをきちんと伝えることが大切です。
これから社会人になる我が子へのメッセージなら
高校や大学を卒業して4月からは社会人になるという我が子の卒業式は、親にとってもひときわ感慨深いものでしょう。就職は子供が親元を離れて一人暮らしを始める機会にもなり、親としての役割はさらに遠くからのサポートということになっていくものです。
うまく親離れ、子離れをすることはとても大切ですが、それは決して無関心になるということではないのです。我が子も近い将来には親になる可能性があります。親として我が子を育て上げた心境や苦労などの経験を伝えていくことも大切です。
あらたまって親子で食事をしたり旅行をしたりするのも思い出になりますが、そういうイベント的なものは苦手という人もいるでしょう。いろいろな親子関係がありますから、これが正解という方法など何もありません。
しかし人生の大きな門出に親から贈られた言葉というのは子供にとっても印象に残るものです。伝えたい気持ちをメッセージにして贈りましょう。
まとめ
贈る言葉~卒業する我が子にメッセージを贈ろう~
小学校を卒業する我が子へのメッセージなら
中学校を卒業する我が子へのメッセージなら
これから社会人になる我が子へのメッセージなら