数十年前までは卒業式の歌と言えばどの年代も知っている定番のものばかりでした。しかし近年ではその定番の卒業ソングも随分様変わりしてきているようです。立派に成長した子供たちが美しいハーモニーを奏でて合唱する姿に涙を誘うものです。
今回は 卒業式 の 歌 を ランキング から抽出して紹介します。
子供たちの学校で今歌われている卒業式の歌ランキングとは?(前編)
近年の代表的な卒業式の思い出の歌とは?
ここ十年の間で卒業式に歌われる歌は大きく様変わりしています。昔ながらの「仰げば尊し」や「蛍の光」は特に小学校をはじめ中高校でもほとんど歌われていないようです。
その曲たちに変わる歌として全国の小中高校で広く歌われている合唱曲が「旅立ちの日に」です。卒業式の歌ランキングでも上位を示しています。この曲は1991年当時埼玉県の中学校の校長先生と音楽の先生によって製作された曲です。
当時荒れていた中学校を「歌声の響く学校」にしたいと卒業生に向けた記念の曲として作られました。数年の間この中学校だけで歌われてきていたものの次第に周辺の学校でも歌われるようになりました。
この曲に感銘を受けた当時の東京の中学で音楽を担当していた先生が合唱曲へと編曲をして音楽雑誌への掲載がされたことで全国に広く伝わることとなりました。
また2007年NTTのCMでSMAPが歌ったことも全国的に広まる大きな要因とも言えるでしょう。近年では卒業式で歌われる最も代表的な歌となりました。
~小学校~ 近年卒業ソングとしてランキング上位を示す曲とは?
近年卒業ソングとしてランキングされる歌はほとんどがJ-POPになっているようです。小学校で主に歌われている卒業式の歌は「3月9日(レミオロメン)」は2004年ドラマ「1リットルの涙」の主題歌です。
実際この曲は結婚を祝う曲ですが、歌詞の中に卒業シーズンを思わせる背景があると共に、困難があっても人は誰かの支えがあって乗り越えられるという思いを考えさせる曲調に卒業生へのメッセージとして歌われているのかもしれません。
「3月9日」と並んで歌われている曲が「YELL(いきものがかり)」です。この曲は2009年度NHK全国学校音楽コンクールの話題曲として制作された曲です。
まとめ
子供たちの学校で今歌われている卒業式の歌ランキングとは?(前編)
近年の代表的な卒業式の思い出の歌とは?
~小学校~ 近年卒業ソングとしてランキング上位を示す曲とは?