1歳から2歳までの間に多くの子どもは卒乳もしくは断乳し、おっぱいを卒業します。 卒乳 すると、授乳で 寝かしつけ をしていたママからは、子どもをどのように寝かせたらいいのか分からないという声も聞こえてきます。
ここではそういったママのために、卒乳後の子どもの寝かしつけ方についてご紹介します。
卒乳後の寝かしつけ、5つの方法
絵本を読む
絵本の読み聞かせでママの声を聞くことで子どもは安心します。静かな声で、子どもが落ち着くような本を読みましょう。
「もうねんね」「ノンタンおやすみなさい」など、幼児向けの寝かしつけの本も多数出ていますのでいくつか買っておくと良いでしょう。
ただし、子ども用の絵本は短いので、あっという間に読み終わってしまいます。ですから1冊だけでなく何冊か用意しておくのもおすすめです。用意するすべての本を寝かしつけようにする必要はありません。
例えば3冊のうち1冊を寝かしつけようにして、それを一番最後に読むという方法でも良いのです。
子どもがお気に入りで、気持ちを落ち着かせることができる本を何冊か用意しておきましょう。
ボディタッチをする
一定のリズムで胸やお腹のあたりをトントンとするのも効果的です。一定のリズムで行うことで子どもが安心し、段々とウトウトしてきます。
また、背中やお腹をさすってあげたり、頭を撫でてあげたりする方法もあります。ママが優しい気持ちで子どもに触れていると手の温かさやママの気配で子どもは安心しますので、ボディタッチはおすすめです。
心地よく感じる場所は子どもひとりひとりによって違うので、自分の子どもがどこをどうされたら落ち着くのかを見つけてあげると良いでしょう。
音楽を書ける(歌をうたう)
ヒーリング効果のある音楽で気持ちを落ち着かせることで眠りにいざなうこともできます。童謡でもいいですし、オルゴールのメロディーなども落ち着きます。
また、今はインターネットで寝かしつけの音楽をいろいろ検索できますので、子どもに効果のありそうなものを探してみるのも良いでしょう。
ママが歌をうたってあげるのも、子どもが安心できるのでおすすめです。子守唄でもいいですし、子どもが好きな歌が分かるのであればその歌でもいいです。ママの落ち着いた優しい声が聞こえていると、子どもは安心して眠れるのです。
寝たふりをする
親が起きているともっと遊んで欲しい、相手をしてほしいと子どもはなかなか寝ません。ですから、親が先に寝てしまうというのも方法としてはありです。
一緒に寝ても問題ないのであれば寝てしまえばいいですし、子どもが寝てから家事の続きなどあるようでしたら、寝たふりをするだけでも大丈夫です。
寝たふりをして、その間に子どもがちょっかいをかけてくるようなことがあっても相手をしないようにしましょう。親が遊んでくれなければ子どもはすることがなくなり、次第に寝ます。
注意点としては、子どもが泣いてママをおこそうとする場合にどうするかというのを自分の中で決めておくことです。
泣いてしまったら寝たふりを諦めて別の寝かしつけ方法をとるのか、もしくは泣こうがわめこうが寝たふりをし続けるのか、自分の中でルールを決めておきましょう。
もし寝たふりを続けることに決めたのであれば、最初の何日かは子どもの泣き声に耐えなければならない日が続くかもしれません。
ママが先に寝てしまって相手をしてくれない状況に子供が慣れるまで、ある程度の日数を要することもあります。覚悟を決めて取り組んでください。
寝る時の儀式を決める
上記でご紹介した絵本を読んだり音楽をかけたりといったことも当てはまるのですが、寝るための儀式を決めるというのも効果があります。
例えば、「電気を消して部屋を暗くしたら寝る時間」「歯磨きが終わったら寝る時間」など、習慣の一つを寝る儀式にしてもいいですし、「お気に入りのぬいぐるみにおやすみなさいと言う」といった特別な儀式を決めても良いでしょう。
どんな形式であれ、これをしたら寝る時間なのだと子どもに分からせることで、子どもはおっぱい以外の寝るタイミングを得ることができるのです。
この方法は、卒乳直後のまだ小さい子どもの時期からしておくと、子どもの年齢が上がり言葉の理解ができてきた時に、もし決めた儀式をしても寝なかったら、親としては「歯磨き終わったよね」「ぬいぐるみにおやすみしたよね」と、子どもを寝かせるための言い聞かせにも使えるので便利です。
まとめ
卒乳後の寝かしつけ、5つの方法
絵本を読む
ボディタッチをする
音楽を書ける(歌をうたう)
寝たふりをする
寝る時の儀式を決める