英語を勉強するにあたって自分のレベルを客観的に知ることのできるツールとして TOEIC は信頼性の高いものです。最近では、社会人や学生のみだけでなく小さいお子さんの受験も増えてきています。 スコア アップにつながるポイントを説明したいと思います。
TOEICのテストで850点のスコアを出すためには
TOEICテストの特徴を知ろう
英語のレベルを試すには英検などが日本では有名です。TOEICテストの特徴は、アメリカのETSという非営利テスト開発機構が作成しており世界各地で受験者がいることです。ですので試験は全て英語のみ使うことになります。実際はマークシート式ですので英語を書くことはありません。
合格という不合格という形で結果がでるのではなくスコアという点数ででてきます。TOEICはTEST OF INTERNATIONAL COMMUNICATIONの略で訳すと「国際コミュニケーションのための英語のテスト」ということになります。勉強することによって英語での対話力もついてきます。
スコアから読み取れる自分のスキル
満点が990点のTOEICのスコア。リスニングとリーディングの2つのパートに大きく分かれています。
実際、スコアが出てくると各パートの点数がでてくるので自分がどのパートで点数がとれたかがわかるようになっています。
TOEICスコアの特徴にパーセンタイルランクというものが示されています。たとえば30と記されていたら、自分は上位70パーセントに入っていると解釈します。
過去3年間の世界の受験者のスコアを母数として計算されています。各パートのスコアをみるだけだとあまり自分のレベルがしっかりつかめない場合でもこのパーセンタルランクの数値をみると自分のスキルのバランスがはっきりとしることができます。
850点はどのくらいのレベル?
ここでは、850点のスコアに注目したいと思います。これはかなりの英語ができるレベルに入ります。
時間内で全ての問題を答えることができなく試験終了を迎える人もいるなか、前半のリスニング45分間 100問と後半のリーディング75分間 100問をほぼ答えることのできる力があるといえます。普段から英語に慣れ親しんでいる人ならこの長丁場のテストをやりきることができます。
このレベルまでいくと得意の分野で点数をとり、不得意な部分をカバーするという方法は通用しなくなります。リスニングとリーディングがバランスよくできていないとこのスコアに到達するのは難しいといえます。
お勧めしたい勉強法
まず、一度テストを受けてみて自分の現在のレベルを知ることをお勧めします。そこから徐々にスコアアップを目指していけばいいのです。
とにかく耳を英語に慣れさせることが大切です。5分の短い英語のセンテンスを聞く習慣をつけて、徐々にリスニング時間をのばしていくと無理がないと思います。
聞いたもの自分で声にだしてみるのも簡単で効果があります。耳を慣れさせることによって、実際のTOEICテストでテープから聞こえるリスニングのスピードで戸惑うこともなくなります。
またリーディングに関しては、TOEICで出ている問題の傾向に沿ったものを中心に勉強していきます。ビジネス系の話題がほとんどになります。マーケティング、会議、人事、売り上げなどをテーマにメールの文章や広告文などがでてきます。
インターネットで検索しますとTOEIC向けのリーディングの問題を見つけることができるますのでそれを使って繰り返しトレーニングしていきます。
850点というスコアは、かなり英語がスキルとして使えるレベルです。1ヶ月猛勉強でとるようなスコアではありません。逆に安定した英語力がつけばこのスコアに到達できるということです。いかに楽しく継続して英語の勉強を続けられるかもとても大切なポイントとなってきます。
まとめ
TOEICのテストで850点のスコアを出すためには
TOEICテストの特徴を知ろう
スコアから読み取れる自分のスキル
850点はどのくらいのレベル?
お勧めしたい勉強法