トイレトレーニング を いつから 始めるかは、子供をもったお母さんなら誰もが考えることです。そして始まったら何故か親のほうが悪戦苦闘でヒートアップしてしまいます。
これからお話する4つのポイントを押さえてトイレトレーニングを通して子供について学んでいきましょう。
トイレトレーニングをいつから始めるか悩んでいるお母さんへ
年齢よりも身体の成長に注目
何歳から始めたらいいかと考えることが多いトイレトレーニングの時期ですが年齢よりも身体の成長具合をみて決めていくことがポイントです。
最初に自分のお子さんが立って歩ける状態でしょうか?立って歩けると自分でトイレにいくことができます。
次に、オムツの濡れ具合を確認してみましょう。2時間以上おしっこをオムツにしていなかったら体の尿を溜める機能が発達してきた証拠です。
そして簡単な言葉でのコミニュニケーションがとれる状態でしたらトイレトレーニングを始めても大丈夫です。
この3つの成長が出来上がるのが2歳~3歳の間でその時期にオムツを外すトレーニングをするお子さんが多いです。初めてのお子さんの場合は、親御さんが始めるタイミングを決めることになりますが2人目などは上の兄弟をみているのでスムーズにパンツに移行する話はよく耳にします。
遅く始めるか早く始めるかは個人の事情によりますが、幼稚園の入園前にオムツ離れができていればよいので焦らずタイミングをみて始めてみましょう。
簡単なのに効果がある環境づくり
小さいお子さんがいる家でよく見かけるのがトイレに子供が好きなキャラクターなどが置いてあること。これは子供がトイレという場所に慣れるやり方として簡単ながら絶大な効果があります。
小さい頃を思い出してみてください。トイレに何となく怖い印象をもっていませんでしたか?夜中に1人でトイレにいく時どきどきした経験はだれでもあると思います。
子供はまだこのトイレという小さなスペースに慣れていません。リラックスできる環境を整えておくことはとても重要です。一緒に好きな絵本を持ってしばらくトイレに座る習慣をつけるのも効果的です。
小さい子供は見たものを自然と真似することがよくあります。親御さんがトイレの時にどういう風にするか見せることによって子供が興味をもってトイレトレーニングに取り組めるようになります。
「おしっこでたね」などの簡単な声かけをすることもすぐ取り入れることにできるのでお勧めです。また子供が好きなキャラクターのパンツを揃えてやる気をアップするのもいいと思います。
お母さんがおおらかに対応できなくなったら
トイレトレーニングを始めるとやはりお母さんはつい口うるさくなりがちです。「トイレいこうか?」「おしっこしたくない?」などと無駄に声をかけてしまいます。
それは「失敗されたいくない」という恐れからきていることが多いのです。確かに上手くいかないと下着の洗濯も増えるし、お掃除もしないといけない。ただでさえ忙しいのに仕事がまた増えることを避けたいがためについ言い過ぎてしまいます。
また失敗が続くと「まだ早かったのではないか?」などの確信がもてなくなったりもします。こんな状況はどの親御さんにも起こる事です。そういう時はすでに子供のオムツ離れを経験した先輩ママさんに話してみて下さい。
「うんちがついたパンツは疲れたときはそのままごみ箱にいれてしまった」などのエピソードが出てきて一気に気が楽になります。そして「いつかは必ず外れるから大丈夫」という気持ちが取り戻せるようになると思います。
子供の性格や体質によってトイレトレーニングの進み具合は違ってきます。オムツが早くはずれたからよいということではないのでお子さんのリズムで進めていきましょう。
排泄と子供の心はつながっている?
トイレトレーニングは、オムツ離れをする最初の段階です。トイレで排泄するという行為はその後の子供の成長でとても大切な役割があるといえます。緊張したときにお腹が痛くなることや膀胱炎になる子供の話はよく聞きます。そのことから排泄と子供の心理は大きく係わっているといえるでしょう。
慌しい日々の中、気持ちがリラックスできる環境を整えてあげることも大切です。水分を多く取ったり、繊維質が多い食事を心がけるなど食べ物も気をつけてみると気持ちの良い排泄ができます。そうすると子供はトイレにいくことに抵抗がなくなり気分も安定してきます。
トイレトレーニングをきっかけに生活習慣も見直すこともできますのでじっくり取り組んでみてください。
まとめ
トイレトレーニングをいつから始めるか悩んでいるお母さんへ
年齢よりも身体の成長に注目
簡単なのに効果がある環境づくり
お母さんがおおらかに対応できなくなったら
排泄と子供の心はつながっている?