近年では 幼稚園 のカリキュラムに様々な教育を求める親たちが増加しています。中でも 英語 教育を希望する親が最も多いとされています。一方で日本語習得への影響の心配もあり早期英語教育の是非も問われています。今回は子供の英語教育の重要性をご紹介します。
幼稚園時代に学ぶ英語教育のメリットとは?(前編)
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近年の幼稚園を選ぶ基準とは?
数十年前までは幼稚園とは同世代の子供たちとの友達作りを経験させて協調性や社会性を学ぶところと考える親たちがほとんどでした。
幼稚園という早い時期から多くの教育を学ばせたいと考える親たちが増えてきている反面、働くママが増えてわざわざ習い事として教育を受けさせることが時間的に難しいと感じています。そういった背景の中で様々な教育を幼稚園のカリキュラムとして希望する親たちが年々増えてきています。
通常幼稚園では読み聞かせ・音楽(歌や楽器)・折り紙・工作・屋外遊び・粘土遊びなど遊びの中から様々な体験をさせるという教育方針のところがほとんどでした。
しかし幼稚園に教育を求める背景に伴って近年では体育(跳び箱・機械運動など)・漢字、中でも英語教育を求める親たちが増えてきていて幼稚園もカリキュラムに組み込んでいるところが人気となってきています。
現代での英語の重要性
私たちは知らず知らずのうちに多くの英語に触れる生活をしています。今まで小学生の英語授業はあくまでも英語に慣れる事を主として成績はつけない形で5年生から導入されていました。
しかし今後英語授業開始学年を3年生に引き下げると共に授業時間を増やし通知表での評価を行う事を検討しています。
小学校卒業以降も高校受験のための内申では英語検定の合格者はポイント加算され受験で有利になる点からも中学校や学習塾でも積極的に英語検定受験を勧めています。
大学の授業でも英文科に限らず英語でのディスカッションやプレゼンテーションを授業に取り入れるところがたくさん増えてきています。残念ながら今の大人たちは中・高校の6年間で英語を学びながらも満足に英語を扱える人は少ないでしょう。
しかし今後の日本は2020年の東京オリンピック開催が決まった事もあり、よりグローバル化に積極的に対応すべく国づくりをしようとしています。
日本は世界的にも経済力が豊かにもかかわらず国全体が英語を始めとしたグローバル社会に未だ乗り遅れているためにこれ以上の成長をとどまらせているといっても過言ではないのです。
それだけ日本がグローバル社会で生き残っていくためには英語が不可欠だという事なのです。多くの親たちが幼稚園からの早期英語教育に関心を持つという事にはこういった時代背景が大きく影響しているのです。
まとめ
幼稚園時代に学ぶ英語教育のメリットとは?(前編)
近年の幼稚園を選ぶ基準とは?
現代での英語の重要性