幼稚園 の 面接 は、子どもにとってはもちろん初めての、親にとっては母親・父親として行う初めての面接である方がほとんどでしょう。それだけに、とても緊張するものです。面接にいどむための心構えや事前に知っておきたいことなど、初めての面接に向けて準備をしておきましょう。
子どもと挑む初めての幼稚園面接
幼稚園は面接で何を見ているのかを知る
面接を上手く切り抜けるためには、やはり幼稚園側が面接で何を知りたいのかをきちんと把握しておく必要があります。何の準備もなく面接に行ってしまい戸惑うことのないよう、母親だけでなく父親も面接に対する心構えをきちんと準備しておきましょう。
特に受験が必要な幼稚園の場合は父親の役割がとても大きいため、合格のためには父親が面接に向き合うことが大切です。
幼稚園の面接は、受験の一環として行われる場合もありますが、特に受験の必要のない幼稚園でも面接を行う場合があります。それぞれに面接を行う意味は違ってきます。
受験の必要のない幼稚園の面接
中には面接の前に入園が決まっている幼稚園もあるので、この場合の面接は親子と幼稚園側との顔合わせの意味合いが強いです。
幼稚園側は、子どもに簡単な質問をして、何らかの障害の有無を調べたり、オムツについて調べます。クラス分けの参考にしたり、担任の先生の検討材料にするための質問が多いです。
親に対して特に質問のない幼稚園も多くありますが、聞かれるとしても普段の家族の生活状況を簡単に質問されるようです。面接の結果で入園を断られることはあまりありませんので、緊張しすぎないようリラックスして受けましょう。
服装も、あまり堅苦しい服装をする必要のない園が多いようです。心配でしたらスーツで出席すると安心ですが、母親はワンピースやセットアップなど、フォーマルになりすぎない服装で来る方が多いようです。
仕事で父親が出席できない方も少なくないので、もし母親しか出席できないとしても心配する必要はありません。
受験の必要な幼稚園の面接
受験の一環として面接が行われる幼稚園の場合は、きちんとした準備が必要です。
幼稚園側が一番重視する点は、家庭での教育方針と幼稚園の教育方針とが合致しているのかどうかです。教育方針の違いは、後々のトラブルの大きな原因になりますので、幼稚園側はこういった点を大きく意識して面接を行います。
特に父親の教育への関わりを重視する園が多いので、父親も事前に幼稚園のことを知っておくと戸惑うことがないでしょう。幼稚園の行事への参加の意思などを聞かれる場合もありますので、どんな行事があるのかは事前に調べておきましょう。
それから、面接は親にとっても大変緊張する場ですが、子どもにとっても同じことです。普段、経験したことのない雰囲気の中であれこれ質問をされて、練習では上手く出来たことでもできなくなってしまう場合があります。
そういった場合も、幼稚園はできなかった子どもよりも、それをフォローする親の方を見ていますので、子どもの緊張をほぐしてあげるように接してあげるようにしましょう。
受験が必要な園の場合は、やはりきちんとしたスーツで出席する方がほとんどですので、周りの方から浮いた服装にならないよう夫婦ともスーツ着用で出席するのが望ましいです。
幼稚園選びは慎重に
幼稚園の面接で大切なことは、やはり親が我が子に望む教育を行っている園を選ぶということになります。園の知名度や格式だけで選んでしまうと、そういった志望動機はやはり面接で見抜かれてしまいます。
幼稚園の方針はもちろん、園長先生の考え方や園で行っている行事についてなどを知った上で、自分の子どものためになる幼稚園を選びましょう。
大切な子どもの、とても貴重な時期を過ごす幼稚園は、簡単に選ぶのではなく、やはり慎重に選ぶ必要があります。子どもが大きく成長するために親ができる大切な仕事だと言えます。
まとめ
子どもと挑む初めての幼稚園面接
幼稚園は面接で何を見ているのかを知る
受験の必要のない幼稚園の面接
受験の必要な幼稚園の面接
幼稚園選びは慎重に