お受験をするわけではないけれど、子どもを通わせたい幼稚園に願書を出したら「面接がある」と言われることがあります。面接で入園が拒否されるわけではないのですが、どんな質問を受けるのかドキドキしてしまいます。 幼稚園 の 面接 ではどのようなことが 質問 されるのでしょうか。
事前準備はOK?幼稚園の面接で聞かれる質問はコレ
幼稚園に面接があるのはなぜ?
幼稚園が募集する園児の人数と、実際に申し込みをする園児の人数が違う場合には面接で選考を行うのは理解できます。
ですが、実際は願書は先着順で受け付けられ、基本的に願書を提出すれば入園が決まります。それにもかかわらず、幼稚園で面接が行われるのには、いくつかの理由があります。
まず1つ目の理由としては、「幼稚園の思想を理解しているかを確認する」ということがあります。幼稚園にはそれぞれ特色があり、「のびのび系」や「お勉強系」などと呼ばれます。それらを理解した上で、子どもをその幼稚園に通わせたいと思っているかどうか、を面接で確認するのです。
もう1つの理由は、「子どもの様子を知りたい」ということです。入園までに幼稚園に顔を出す機会は何度かあるものの、先生と親が話をしている間の子どもの様子を先生は見ています。
15~20分という限られた時間の面接の中でも、子どもが椅子にじっと座っているのか・教室のいろいろなものに興味があり触ってみたいと思っているのか、など子どもの個性を見てくれているのです。
面接の結果、入園を断られるということはありません。落とすための面接ではなく、親子の様子(特に子ども)を知るための面接ですので、あまり緊張せずに臨むようにしましょう。
幼稚園から親に対する質問はコレ!
幼稚園によって、差はありますが一般的によく聞かれる質問をご紹介します。まず、面接するにあたって、事前に配布された資料などを提出していることでしょう。それらの内容について、幼稚園側から質問されることがあります。
「幼稚園の志望理由は何ですか?」、「通園はどのような方法で行いますか?」、「お子さんの長所・短所を教えてください」、「生活習慣(トイレ・着替え)で、心配なことはありますか?」などが一般的な質問です。
幼稚園に提出する資料にも同じような質問が書かれていますが、面接の場で改めて確認をするという形になることが多いです。
この時「まだオムツが取れていない」や「爪をかむ癖がある」、「公園などで他の子に手を出してしまうことがある」など、お子さんにとってマイナスになると思われることがあっても正直に伝えるようにしましょう。
幼稚園生活が始まってから知るよりも、先に幼稚園に理解してもらっておく方が親子ともスムーズに園生活に入れるようになります。また、後々先生にいろいろと相談する際にも理解してもらいやすくなるという利点があります。
また、幼稚園の経営母体がお寺や教会になっている場合は、幼稚園生活の中で宗教の話などが出てくることがあるので、そういう点に理解があるかどうかも確認されます。
先生が子どもに聞く質問はコレ!
幼稚園の面接では、先生が直接子どもに対して質問をする場面もあります。一体、どのようなことを聞くのでしょうか。
「お名前は何ですか?」、「今日は誰と幼稚園に来ましたか?」、「好きな食べ物・嫌いな食べ物は何ですか?」などが定番の質問になっています。
子どもによって、初対面の先生相手に何も言えないこともありますが、先生はそのようなことも全て承知の上で質問していますので、答えられなくても心配はしなくて大丈夫です。
また、質問されたことに対して違う答えを返す場面もあるでしょう。そんな際は子ども自身の態度よりも、保護者がどのように子どもに対応するかを見ていることもあります。
つい「違うでしょ」や「ちゃんとして」など言ってしまいがちですが、そういった親子のコミュニケーションや接し方も見ていることも多くあります。
まとめ
事前準備はOK?幼稚園の面接で聞かれる質問はコレ
幼稚園に面接があるのはなぜ?
幼稚園から親に対する質問はコレ!
先生が子どもに聞く質問はコレ!