入園を控えたお子さんをお持ちのご家庭では、家族みんながワクワクした気持ちをお持ちのことでしょう。 幼稚園 生活に向けて準備するものがたくさんありますが、意外と難しいのが「 お弁当箱 選び」です。どのような点に気をつけて選べば失敗しないのか、ご紹介します。
これで失敗しない!幼稚園で初めてのお弁当箱選び
ポイント1 長く愛用できる絵柄のものを選ぼう
入園準備をしている中で、お子さん自身が「これがいい!」と言うキャラクターや絵柄のものがあると思います。お子さんが楽しく幼稚園に通ってくれるなら、と好きなキャラクターばかり揃えていませんか。
短時間で買い換えることになる消耗品とは違い、お弁当箱は長く使ってもらいたいものです。ですから、テレビなどの影響で1年ごとに買い換える必要があるようなキャラクターのお弁当箱はおすすめできません。
男の子であれば車や電車、女の子であればディズニー・サンリオ・ジブリなど、お子さんが成長しても飽きずに愛用できるデザインのものを選んであげましょう。
お店でお子さんが目移りしてしまった場合でも、お母さんが上手に「これ、カッコいいね!」、「これならお弁当を作るママも楽しめるよ」と誘導してあげることで、お子さんも納得してくれるお弁当箱を選びやすくなります。
ポイント2 材質は、メリット・デメリットを考えて選ぶ
お弁当箱には、大きく分けてプラスチック製のものとアルミ製のものがあります。それぞれにはメリット・デメリットがありますので、特徴をよく知っておきましょう。
プラスチック製のお弁当箱は両側にロックがついているタイプのものが主流です。密閉性が高いため、お弁当のおかずの汁がこぼれだすのを防いでくれます。
その反面、開閉時にはある程度の力が必要となります。お子さんがお弁当箱を開けた勢いで、お弁当箱がひっくり返ってしまうということもあるかもしれません。また、お弁当箱の中の温度が冷め切らないうちにフタをしてしまうと、フタが開かなくなることもありますので注意が必要です。
アルミ製のものはフタをかぶせるだけのタイプが主流です。開閉がしやすいので、お子さんにも簡単に扱うことができます。その反面、密閉性がないため汁がこぼれてしまう可能性が高くなります。
熱に強いため、寒い時期に幼稚園で保温するシステムがあるような場合は、アルミ製のお弁当箱を用意するように言われる場合もあります。さらに、アルミには抗菌作用があります。梅雨から夏場の時期にかけて、お弁当の中身が傷みやすい時期にも安心して使えるというメリットがあります。
ポイント3 お子さんが実際に使いやすいかどうかを考える
欲しいお弁当箱が見つかったら、お子さん自身が実際に開閉できるかどうかを店頭の見本商品を使って試してみてください。力が必要以上に要るもの、開閉が難しいもの、などは避けた方が良いでしょう。
お子さんがストレスなく、楽しくお弁当の時間を迎えられるようなお弁当箱を選ぶのがポイントです。
容量に関しては、300ml~400mlのものがおすすめです。年少さんの1学期には、普段の食事より少な目の量をお弁当に入れるのがポイントです。なるべく好きなおかずを入れるように心がけて、毎回「全部食べられた」という達成感を感じられるようにしてあげてください。
幼稚園生活に慣れてきたり、成長で食べる量が増えてくるようになれば、お子さんの成長に合わせてお弁当の量も調節してあげるのがおすすめです。
お弁当箱の取り扱い方や食べる量に関しては、お弁当箱を購入してから幼稚園でお弁当が始まる前に、何度かシミュレーションをされることをおすすめします。
お弁当袋にお弁当を入れたところから始めて、お弁当の取り出しや取り扱い方、片付け方まで家で練習をしておくと幼稚園でもスムーズに出来るようになります。
まとめ
これで失敗しない!幼稚園で初めてのお弁当箱選び
ポイント1 長く愛用できる絵柄のものを選ぼう
ポイント2 材質は、メリット・デメリットを考えて選ぶ
ポイント3 お子さんが実際に使いやすいかどうかを考える