子育て中は悩みも多くストレスもたまります。近年では身内が近くに住んでいないために手を借りる事もできず親世代だけに負担が重なりよりストレスを感じている人たちが増加しています。
そのストレスのはけ口は幼児を始めとした子供たちに向けられ虐待という形で発散されるという残酷なニュースも多く耳にします。今回は 幼児 虐待 について紹介します。
サポートがあれば救える幼児虐待(前編)
どういう態度が幼児虐待にあたるのでしょうか?
厚生労働省では幼児を含む児童虐待は4つの種類に分けています。蹴る・殴る・やけどを負わせる・首を絞める・激しく揺さぶるなどは身体的虐待に分類されます。
子供への性的行為・性器を触るまたは触らせる・写真の被写体にするなどは性的虐待に値します。
食事を与えない・重い病気になっても病院に連れて行かない・家に閉じ込めるなどはネグレクトに分類されます。
そして子供の目の前で家族に対して暴力をふるう・無視・言葉による脅し・兄弟間での差別的扱いは心理的虐待となります。
幼児を含む児童虐待の現状とは?
厚生労働省の幼児を含む児童虐待対応件数は平成24年度で66,701件で平成11年度の約5,7倍と年々増加の一途をたどっています。
虐待を種類別にみると身体的虐待が全体の35,3%と最も多く、次に心理的虐待が33,6%を占めています。虐待を受けた子供を年齢別に比較すると、最も多い年齢層が小学生で35,2%、次いで3歳から就学前が24,7%、そして0歳から3歳未満が18,8%となっています。
また虐待加害者は残念ながら最も子供と接する時間が多い実母が59,2%となっていて、次いで実父が27,2%となっています。
24時間体制で子供から離れることなく子育てをしなければならないことでストレスのはけ口もなくわが子に手をあげてしまうという結果になってしまっているのが現状です。
まとめ
サポートがあれば救える幼児虐待(前編)
どういう態度が幼児虐待にあたるのでしょうか?
幼児を含む児童虐待の現状とは?