子育て中は発達、しつけ、保育園・幼稚園などさまざまな心配や不安を感じます。少子化が進み近隣で同世代の子供たちと出会う機会が少なくなり、ママも同様に相談し合えるママ友を作ることも難しくなっています。
そういった背景の中で児童館は子供だけでなくママたちにとっても非常に利用価値があるところのようです。
今回は 児童館 について紹介します。
児童館はママたちの駆け込み寺でもあるの?(前編)
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子育ての現状とは?
数十年前までは公園では子供たちが楽しそうに遊ぶ声が飛び交っていました。しかし少子化が進み町中の公園は閑散としているところもあります。
近所に同世代の子供を探すことも難しい時代となっていて、幼稚園に入園するまで同世代の子供と関わる機会がほとんどないという子供たちも少なくありません。
以前は公園デビューという言葉が流行ったように、子育てをしているママ同士の関わりも公園を訪れることによって簡単に作ることができました。
しかし近所や公園でも子連れの親子と出会う機会が少なくなったことで、近年ではお金を出して水泳やリトミックなど幼い子供を対象とした習いごとに通わせている親たちも少なくありません。
核家族化も進み子育てを祖父母など家族の手を借りることもできないために両親だけで負担を背負わなければならないというプレッシャーがママの不安や孤立にもつながっています。
児童館は何ができるところ?
厚生労働省は児童館とは児童厚生施設の1つで地域において児童に健全な遊びを与えて、その健康を増進すると共に情操を豊かにすることを目的とする屋内型の児童福祉施設(ほかに屋外多型の児童遊園あり)としています。
使用対象年齢は18歳未満の児童となっていますが、活動頻度ではやはり乳幼児や育児者が互いに交流を図れる施設として最も活用しています。平成23年度の調べでは公営・民営あわせて4,318か所設置がされているそうです。
近年では公園など屋外では不審者情報が多数あります。また公園によっては園内での自転車の乗車禁止、ボール遊び禁止など遊びの中でも多くの制限が設けられているところも増えています。
立地上、車の往来が激しい道路に隣接している公園も多く、常に緊張感を持って子供を遊ばせている親たちもたくさんいます。そして老朽化などの理由から遊具が撤去されてしまっているところも多く、かつてのように子供たちが自由に遊べる公園とは少しずつ様変わりしています。
そういった点でも児童福祉施設として準備されている児童館は安心してわが子を遊ばせることができる貴重な場所なのかもしれません。
まとめ
児童館はママたちの駆け込み寺でもあるの?(前編)
子育ての現状とは?
児童館は何ができるところ?