受験勉強は終わりが見えないため、どれだけ自分のモチベーションを保っていられるかがとても重要になってきます。しかしひたすら勉強をすれば誰もが乗り越えられるものでもありません。
今回は効率の良い 受験 勉強 のやり方をご紹介します。
休憩を上手に取って効率良い受験勉強とは?(前編)
常に自分の実力を認識しておく
学校の成績だけで自分自身の実力を判断する事は早急といえます。各学習塾では一年を通じて何度も模擬試験(以下模試)を実施しているところがあります。
模試結果には教科ごとに各自の得意不得意の傾向が出されたり志望校に対する合格率が出されるものがあります。
受験の年だけで一気に成績を上げる事は中々難しいものです。1・2年生の頃から頻繁に模試を受ける事によって自分の実力を認識できる上、受験シーズンまでに得意不得意の教科の差を縮めたり明確な目標を立てやすくなるのです。
人は漠然と長い期間集中力を保つ事は非常に難しいです。明確な目標を立てる事で合理的な受験勉強もしやすくなるのです。
理想的な受験勉強の方法とは?
受験勉強の中でより多くの事を記憶できるという事はとても重要です。しかし記憶するだけではテストの点数アップに結び付けることは難しいでしょう。記憶したことを如何に上手にアウトプットできるかという事が重要なのです。
大学受験では今後記述式の問題を多く取り扱う方針を示しています。この場合自分の記憶したことを切り貼りして繋げるだけでは理想的な回答は作り出せません。やはり記述問題にも対応できるような+α(プラスアルファ)の説明文も構成できるような学習が必要なのです。
歴史で「遣唐使の実施理由と廃止した後の影響を述べなさい」という問題に対し、受験勉強では遣唐使が派遣された年号や人物名は重要視しているでしょう。
しかし遣唐使の派遣の必要性や遣唐使派遣によって変化のあった時代背景なども共に学ぶことで実際の記述問題でも文字数を稼ぐことができるだけでなく情報量が多く点数が取りやすい回答文が出来上がるのです。
理想的な受験勉強方法のもう一つは学習内容ごとに勉強する時間帯を考える事です。脳の働き方を理解した勉強方法を身に付ける事でより効率的な学習を行うことができます。
朝起きてからの数時間は脳が最も活動的になる時間帯です。この時間に国語・英語・数学などの判断力や思考力を必要とする教科を勉強する事が好ましいでしょう。そして社会・理科などの暗記物は午後の方が良いとされています。
自分の思うままに自由に勉強するだけでは無駄に時間ばかりを費やして記憶にも残りにくい状態となってしまうのです。脳の働きを理解して合理的な勉強方法を取ることが長い受験勉強を乗り切る上手なやり方といえます。
まとめ
休憩を上手に取って効率良い受験勉強とは?(前編)
常に自分の実力を認識しておく
理想的な受験勉強の方法とは?