絵本 の 作り方 とはどのような手順なのでしょうか。子どもが読む絵本は市販のものを購入するだけではなく、手作りするというお母さんもいます。
子どもの為には絵本を沢山読み聞かせたいですが、何十冊と購入しようと思うとかなり高額になります。手作りの絵本には手作りの温かみがあり、そして低価格という魅力があります。
今回は、簡単な絵本の作り方をご紹介致します。
簡単な手作り絵本の作り方 ~家族のオリジナルストーリー~
絵本の重要性
絵本というのは、その絵や言葉を見たり聞いたりした子どもが、その世界を想像し楽しみます。
この「想像する」ということが大事なポイントです。想像力があるということは、人の気持ちが理解できたり気遣うことができるということに繋がります。
それは社会で生きていく為に必要不可欠な能力とも言えます。小さいうちから沢山の想像をし育つことは子どもにとって財産です。
また、生後2か月から読み聞かせをしていたという家庭では、おしゃべりが異常なほど早かった、というケースもあります。
自分の想いを泣いてではなく、早い段階で言葉で伝えられるようになることで、余計に泣いて騒ぐことも少なくなります。
さらに親子で絵本を通して同じ場面を共有するということが、子どもの情緒の安定にも大きく関わってきます。絵本はいくら読んであげても、無駄になるということはないのです。
手作り絵本の魅力とは
市販の絵本ももちろん良いものがたくさんあります。プロの絵本作家がきちんとねらいを持って書かれたものですので、沢山取り入れてあげるべきです。
しかし手作りの絵本は、完全ではないところが魅力でもあります。
絵があまり上手ではなかったり、描かれる場所がちょっとズレていたりすることもまた新鮮で子どもたちにとって刺激となります。
少し大きくなってくると、子どもは「手作りしてもらった」ということが何よりも嬉しく感じます。
手作りしてもらったことが嬉しくて何度も読み、自然と絵本が好きな子になってくれる可能性もあります。
さらに簡単なものであれば、低価格で作ることが可能ですので単純なものであれば断然手作りがオススメです。
とっても簡単な絵本の作り方
とはいえ、市販の絵本も書店に行けば充実しているし、忙しい子育て中に絵本を手作りしようとはなかなか思わないかも知れません。
しかし、単純なものであれば、本当に簡単に短時間で作ることができます。
例えば、厚紙を作りたいサイズに切って、絵を描き、マスキングテープで留めて中のページはセロテープで留めます。
これだけでも、簡単には壊れないきちんとした絵本が完成します。
絵本の内容も赤ちゃんであれば、果物の絵と名前だけを大きく描いたものや、動物、身近な生活の絵を描くだけでも十分です。
これなら、厚紙、ペン、マスキングテープだけでできます。工作が少し苦手だけど、作ってみたいという方はこういった簡単なものからチャレンジするのがオススメです。
もっと本格的に作ってみたい方
子どもの年齢も年中~年長、小学生くらになるとかなり込み入ったストーリーでも理解できますし、もっと本格的なものに挑戦したいという方は、まずきちんと段取りすると失敗が少ないです。
最初にするべきなのはまずストーリーを考えることです。
生活に密着したものや、最近の出来事、子どもにこうなって欲しいというねらいを盛り込んでも良いですし、単純に楽しめるだけのものも良いです。
そして次にコマ割りをします。何ページで、どのページに何がくるか、右開きなのか左開きなのかを決めていきます。
この時、ダミーの簡単な絵本を作ってしまうと完成した姿がわかり調整しやすいです。
その後、絵を描いて、文字を入れていき、一度本よりも小さ目の用紙で背表紙の部分を止め、表紙、背表紙、裏表紙をのりで付けて完成です。
表紙にはタイトルや絵を書いて下さい。
子どもが喜ぶ絵本とは?
子どもたちが喜ぶポイントは、家族や友人、ペットなど、身近な人物や動物が登場することです。
家族が登場する絵本は、書店では絶対に手に入らない内容の絵本ですので、喜びも増すようです。
また、子どもたちが書いた絵を登場させるというのもオススメです。自分の絵が本になった!ということは子どもにとってとても嬉しい出来事です。
手作りの絵本は、親にとっても子どもにとっても思い出となります。
市販のものにはない魅力がいっぱいの手作り絵本。ぜひ親子で挑戦してみましょう。
まとめ
簡単な手作り絵本の作り方 ~家族のオリジナルストーリー~
絵本の重要性
絵作り絵本の魅力とは
とっても簡単な絵本の作り方
もっと本格的に作ってみたい方
子どもが喜ぶ絵本とは?