二人目の子どもの育児は一人目とは違うものです。一人目と二人目の年齢差によってもその苦労は変ってきますが、今まで一人だけだった育児が二人分になってしまうお母さんの苦労は計り知れません。一人目の時とは違う 二人目 の 育児 はどんなことに気を付ければ良いのでしょう。
二人目の育児は上の子どもとの接し方が大切
二人目の妊娠が分かった時に気を付けたいこと
お腹の中で二人目の赤ちゃんが宿ったことを知ったとき、上の子どもにまだ手がかかる方の場合、喜びと同時に不安な気持ちを抱くと思います。
お腹が大きくなるにつれて、上の子どもの面倒を見るのが辛くなってくるのではないだろうか?上の子が抱っこをせがんでも大きなお腹では抱き上げてあげることができないので、寂しい思いをさせてしまうのではないか?など、一人目の子どもとの関わりに悩むことが多いと思います。
一人目の子どもの年齢にもよりますが、きちんとお姉ちゃん・お兄ちゃんになることを話してあげましょう。決してお腹の赤ちゃんが原因で抱っこしてあげられないなどとは言わないようにしてください。落ち着いてきちんとお話しすれば、子どもは分かってくれるはずです。
それから、経産婦だからといって少しぐらい無理をしても大丈夫だと考えてしまう方もいますが、二人目だから妊娠・出産が軽く済むとは限りません。妊娠中は、上の子には少し我慢をしてもらうことになってしまいますが、自分の体のことを第一に考えて過ごすようにしましょう。
二人目の赤ちゃんを迎えたら
上の子どもが遊びはじめたけど下の子どもは、そろそろお昼寝の時間だったり、授乳中でも上の子どもの相手をしなければいけないなど、二人目の赤ちゃんを迎えた日々は、とても大変なものです。毎日、バタバタと過ぎていき、ママのストレスも相当なものになります。
そんな時は、パパのサポートが必要不可欠です。仕事で忙しいパパでも、一人目の子に手がかかる間は、心理的にもサポートをしてもらいましょう。他、実家の家族など、お願い出来る人にはサポートをお願いしなければ、とても一人で二人の手がかかる子供をみることは無理だと言えます。
一人目の子どもにはしてあげた事であっても、少しぐらい手抜きをして、ママがゆったりした気持ちで子どもの相手をするのが理想です。
ですが、二人の子どもに手を焼く時間はあっという間に過ぎて行きます。上の子どもが、大きくなるにつれ、しっかりとお姉ちゃん・お兄ちゃん役をしてくれるようになりますので、それまでの時間を楽しんで過ごすぐらいの余裕を持って子育てをしてください。
上の子どもへの接し方で気を付けたいこと
一人目と二人目の年齢差によって接し方も変わってきますが、ついつい赤ちゃん中心になりがちな生活サイクルを、なるべく上の子どもに合わせてあげるようにしましょう。今まで1人で独占していたパパとママが、赤ちゃん中心になってしまっては、上の子どもは寂しい気持ちを抱いてしまいます。
ある程度の年齢になっている子どもの場合は、寂しい気持ちを押し殺して我慢してしまうこともあります。そんな上の子どもの気持に、赤ちゃんの育児に追われていると気付いてあげられないかもしれません。
なるべく上の子どもの名前をたくさん呼んであげたり、下の子どもよりも優先してあげるようにすると、子どもの気持も満たされます。
二人目の育児は完璧主義を捨てる
一人目の育児は、お腹の中にいる時から育児書を読んだり母乳育児にこだわったりと、自分の理想の育児を目指そうと奮闘してきたかと思います。しかし、二人目の育児では、その完璧主義をやめて子育てすることが二人目の育児のコツなのかもしれません。
一人目で培ってきた子育てのカンを使って、一人目の時よりものんびりとした育児をしてください。ママが少しぐらい手抜きでも、ゆったりとした気持ちで育児をしていると、二人目は一人でも寝ることができるようなしっかりした子どもに育つものです。
子どもを二人育てるのは、本当に大変なことですが、いつの日か必ず、二人子供を産んで良かったと思える日がやってきます。
まとめ
二人目の育児は上の子どもとの接し方が大切
二人目の妊娠が分かった時に気を付けたいこと
二人目の赤ちゃんを迎えたら
上の子どもへの接し方で気を付けたいこと
二人目の育児は完璧主義を捨てる