「はいはいは、いつ? ~はいはいができるまでの道のり~(前編)」では、あかちゃんが ハイハイ をする前兆行動をご紹介いたしました。
後編では、赤ちゃんがハイハイしたい気持ちになる練習方法や環境づくりについてご紹介致します。赤ちゃんが、はいはいしたら一緒に成長を喜びましょう。
はいはいは、いつ? ~はいはいができるまでの道のり~(後編)
はいはいの練習方法
まずは、赤ちゃんを「前に進みたい」という気持ちにさせてあげましょう。
赤ちゃんがお気に入りのおもちゃや、ママが赤ちゃんの手がギリギリ届く所に座って、名前を呼んであげたり、手を叩いて、赤ちゃんの気を、進んでほしい方向に誘います。
ずりばいなどの行動がみられるようになったら、はいはいまではもう少しですが、赤ちゃんに刺激を与えてあげて、はいはいができるように促してあげましょう。
まずは、ママがはいはいの体勢をみせてあげます。ママだけでなく、兄弟姉妹が要る場合は、お兄ちゃんやお姉ちゃんにお手本になってもらうのも一つの方法です。
児童館で同じぐらいの月齢の赤ちゃんが、はいはいしているのを見せるだけでもはいはいを促すことができます。
また、赤ちゃんが、はいはいの体勢になりやすいように練習する方法もあります。
うつ伏せになっている赤ちゃんの腰を両手でもち、少し床からうかせます。そうすることで赤ちゃんは、反射的に両手足を前に出してきます。両手足が、床につくぐらいの位置まで下げてあげます。
この順序で、赤ちゃんに四つん這いの体勢を、覚えさせてあげます。
環境作りが重要
赤ちゃんが、はいはいをするようになって、ケガをしないようなお部屋にする必要があります。
家具や柱などの角のある部分にはクッションテープをつけるようにして、万が一、赤ちゃんがぶつかってもケガをしないようにしてあげます。
また、はいはいをして、ご機嫌でお部屋の中を移動していても、突然、うつ伏せになり疲れて寝てしまうこともありますので、床にケガをしそうなものを置かないように注意しましょう。
行動範囲が一気にひろがってしまうので、赤ちゃんが動き回れるはいはいスペースをつくり、そこから他の部屋やキッチンに入らないように、ベビーガードのような柵をつけ行動範囲を制限するようにしてあげましょう。
例えば、リビングが赤ちゃんのスペースなら、そのリビングからは出られないようにしてあげる工夫が必要です。
はいはいは移動手段
はいはいは、赤ちゃんの移動手段の一つです。
みなさんが想像される、四つん這いのはいはいをする姿を、みたい気持ちもわかりますが、はいはいの形も赤ちゃんそれぞれですから、どんな形であっても気にしないようにしましょう。
赤ちゃんの成長の証であることは間違いないので、思いっきり喜んで、ほめてあげてください。
まとめ
はいはいは、いつ? ~はいはいができるまでの道のり~(後編)
はいはいの練習方法
環境作りが重要
はいはいは移動手段