子どもが産まれると、お母さんははじめての事ばかりで戸惑うものです。赤ちゃんが寝返りをうった、笑った、などなど、自分の子の成長のスピードが平均的なのだろうか、と気になってしまいます。中でも大きい変化と言えば「ハイハイ」です。
赤ちゃんはいつ頃にハイハイをするものなのでしょうか。赤ちゃんの ハイハイ する 時期 についてご紹介します。
赤ちゃんのハイハイする時期とは?
ハイハイする時期は母子手帳の時期が絶対?
母子手帳では、「保護者の記録」の「9~10か月頃」のページに「はいはいをしたのはいつですか?」との項目があります。つまりこれくらいの時期にほとんどの赤ちゃんがハイハイができるようになっていくということです。
しかし、あくまで平均的な月齢ですので、これよりも多少の早い、遅いは気にしなくて大丈夫です。頼りになる母子手帳ですが、こういった記述があることで、お母さんたちを余計に不安にさせたり焦らせたりしてしまう一面もあります。あまり気にし過ぎずあくまで目安、と思っていただきたいです。
かなりの個人差がある「ハイハイ」の時期
育児書やネットの情報などでは、だいたい7~10か月くらいにハイハイするものとされているようですが、なんと3か月でずりばいをしたという声もあります。また、逆にそれよりもゆっくりな子もたくさんいます。
健診や病院などでとくに何か注意されたりしない限りはまず心配ないので、「うちの子は早すぎる・・・」とか「遅すぎる・・・」などと心配しなくて大丈夫です。
遅めという場合はとくに気にしてしまうお母さんも多いですが、動き始めたら危ない場面がいっぱいで目が離せなくなりますので、大変な時期が短い、とちょっと気楽に考えてみてはいかがでしょうか。
部屋の環境が時期に影響する?
ハイハイをする時期は、その子の持って生まれた運動能力ももちろんありますが、部屋の環境も影響します。例えば、部屋が狭すぎるとか物が多いとか、スペースが足りないと赤ちゃんはなかなか動きたいな、という気持ちにならないようです。
また、つかまって立ち上がりたくなるようなローテーブルや棚などがあると、「つかまって立ちたい!」という意欲が先に出てハイハイよりもつかまり立ちばかりになるというパターンもあります。
つかまり立ちが悪いわけではありませんが、ハイハイをさせてあげるにはそういった家具の配置も少し工夫してみると良いと思います。
練習すればハイハイの時期は早くなるのか
決して焦らずゆっくり見守ってあげていいのですが、もしどうしてもゆっくりなことが気になってしまうようなら、ハイハイの練習をさせてあげるのも手です。
お母さんが不安だったり焦っていたり、不安定な精神状態でいると赤ちゃんにも伝わるので、前向きに楽しくハイハイの練習をしてみるのもひとつです。
練習方法としては、赤ちゃんをまずうつぶせにして、顔を上げて見えるくらいのところにお気に入りだったり、興味を引くようなものを置いたり、見せたりします。
ゆっくりゆらゆらさせてあげてもいいです。「取りに行きたい!」と思うものがいいのですが、意外とおもちゃじゃないものの方が興味を持ったりします。また、足の裏に手を置いてキックしやすくしてあげるのも効果的です。
ハイハイの時期も個人差があって当たり前
ハイハイするのがもし遅めで気になってしまう場合は、保健センターなど子育てについて相談ができる機関へ行って相談してみるといいです。何の問題もない、と言われれば、お母さんも不安にならずにゆっくり見守ることができるのではないでしょうか。
しかし、時期もそれぞれですし、ずりばいが長い子、片足を立てて前に進むちょっと変わったハイハイをする子などなど本当に個人差があるハイハイ。問題がないとされれば、いずれどの子もハイハイするようになります。
練習も、お母さんと赤ちゃんの楽しいコミュニケーションの時間と思い取り組んでみてはいかがでしょうか。焦らずゆっくり見守ってあげて下さい。
まとめ
赤ちゃんのハイハイする時期とは?
ハイハイする時期は母子手帳の時期が絶対?
かなりの個人差があるハイハイの時期
練習すればハイハイの辞意は早くなるのか
ハイハイの時期も個人差があって当たり前