子どもを預ける保育園には必ず給食があり、それを作る栄養士や調理員がいます。どの保育園に入れるか考える時、その園の保育士や園舎ばかりに注目しがちです。しかし、子どもの体を作る食事は大切なものです。
長期的に預ける 保育園 ですから、子どもが口にする食事について真剣に考えてくれる 栄養士 がいることが重要です。このような栄養士がいると安心という実際の栄養士の姿をご紹介します。
良い栄養士がいる保育園とは
子どもが何を口にしたか一目瞭然!
毎日子どもたちが口にする給食は、一か月の献立表で分かるようになっています。しかし、文字だけで書いてあっても実際の食事がどのようなものか分かりにくい場合もあります。
中には毎日の給食を一食分多く作り、見本として通路などに置き、お迎えの際に親が見られるようになっている園があります。どんな昼食を食べたのか分かりやすく、また安心にも繋がります。
おいしく食べられる工夫が子どもたちへの愛
子どもたちは苦手な食べ物がたくさんあります。とくに野菜はなかなか進まず残す子どもが多いです。しかし、無理には食べさせなくても色々な食べ物に慣れ少しずつ食べられるように促していくのが栄養士の仕事です。
野菜を細かくしたり、見た目を工夫したり、味を食べやすくしたりと、子どもが少しでも食べられるような工夫ができる栄養士がいると食べられなかったものが食べられるようになり、食べられるものの幅が広がります。
その点にかかる手間を惜しまない、子どもたちのことを考えている栄養士がいると安心です。
希望があれば試食も!
父兄の希望があった際や、園の懇談会の際などに給食の試食ができる場合があります。実際に食べてみることができれば、それが一番です。事前に希望を伝える必要がありますが、それに応じて試食をさせてくれるような柔軟な園、栄養士がいると良いです。
大人数の食事を時間に追われてバタバタと作るので、「あれはできない」、「これはできない」と消極的なケースもあります。親の要望や気持ちに応えようとしてくれる栄養士がいると良いです。
子どもたちの声を参考にしているか
大人がどんなに子どもの為と思って作ったとしても、子どもにとっては口に合わない・・・食べにくい・・・ということもあります。実際にあったケースで、苦手な子どもが多く大勢が毎回残してしまうメニューがあるにも関わらず、改善しないというパターンがありました。
どのようなメニューが食べやすくて好きなのか、また苦手で食べにくいのかなど、給食の時間に子どもたちの様子を見に来てくれる栄養士もいます。
実際の食べ方や残し方、表情や感想などを見て参考にしている栄養士の姿は、より良いものを作ろうとしてくれている証拠です。中には、毎日色々なクラスへ行って子どもたちと一緒に給食を食べる場合もあります。
子どもが喜ぶメニューを考案
大人もそうですが、子どもたちにとっても食べ物の見た目は大切です。子どもが喜ぶ盛付けなど、工夫があると苦手なものも食べられるということもあります。規模の大きい園では難しいかも知れませんが、行事や季節にちなんだメニューなどを工夫してもらえると子どもも喜びます。
本来家庭で過ごすべき時間を保育園で過ごす子どもたちですので、そのような、お母さんが作ってくれたような温かい工夫のある食事に触れる機会があることは良い経験になります。
気になることや質問は見学の際に
しかし実際にその保育園の栄養士がどのような仕事をしているのか、細かく知ることは難しいです。その保育園に見学に行って詳しいことを聞いてみるのも手です。
大切な食事の面を父兄が気にすることは当然のことですので、たくさん質問しても問題ありません。入園自体が難しいこともありますが、子どもにとって大切な食事面についても頭に置いておくと良いです。
まとめ
良い栄養士がいる保育園とは
子どもが何を口にしたか一目瞭然!
おいしく食べられる工夫が子どもたちへの愛
希望があれば試食も!
子どもたちの声を参考にしているか
子どもが喜ぶメニューを考案
気になることや質問は見学の際に