赤ちゃんが生まれたらあんなことをしよう、これもしてあげよう・・・誰もがいいお母さんになりたいと思っているはずです。でもいざ赤ちゃんが生まれてくると想像以上に 育児 は大変です。そんなことが長く続くと不安やストレスを抱えてしまい ノイローゼ になってしまう人もいます。
そうならないために知っておいた方がいい心構えがいくつかあります。
育児を楽しめない!苦しい!そんなノイローゼにならないための3つの方法
育児書やマニュアル通りにならなくても大丈夫!と開き直ろう
インターネットの育児サイトのQ&Aやブログなどを見ると、初めての育児で分からないことばかりで悩んでいるという人がとても多いです。ミルクの飲ませ方から離乳食の進め方、首のすわりやハイハイ、つかまり立ちなどの成長の目安などが書いてある通りに進まないと心配になってしまうようです。
マニュアルに書いてあることはあくまで目安であり、赤ちゃんの成長は個人差があります。毎日毎日赤ちゃんと二人で過しているお母さんにとっては些細なことでもとても気になるのは仕方ないことですが、その個人差の幅はとても広いのだということが実感できないとどんどん深刻になってしまいます。
「この子はのんびり屋さんなのかな」「この子は少食なのかな」というくらいに受け止めて、気になることは保健所や病院の健診の際に相談すると的確なアドバイスもしてもらえるので、過剰に心配しすぎないことが大切です。
育児書やマニュアルは参考程度と割り切って読むようにしましょう。
ひとりで頑張りすぎない!まわりにSOSを発信しよう
育児の協力者は多くの場合「夫」でしょう。最近は「イクメン」などという流行語もあるように育児に協力的な男性も多いようですが、「おむつを替える」「ミルクをあげる」「妻に気分転換させてあげる」というようなお手伝い感覚では、却って妻は夫に対して申し訳ないような気がしてしまうということもあるようです。
「手伝ってもらっているんだ」という感覚がある限り、決して気持ちは楽にはならないのです。実際に育児で悩んでいる妻にとっては家事や世話の分担をしてくれることよりも、不安なことや心配なことに対して一緒になって悩んでくれたり心配してくれる存在が必要なのです。
自分一人で何とかしなくちゃいけないのだというプレッシャーが育児をつらいものにしてしまうので、その孤独感をなくさなければいけません。そのためには、夫に限らず「共感」してくれる人を見つけましょう。
育児経験者の母親や友人に悩みを聞いてもらったり、育児サイトやSNSに投稿するのもひとつの方法です。赤ちゃんが小さいうちは、どうしても家で赤ちゃんと二人きりになりがちですが、誰かと繋がるということで不安はずいぶん軽減されるのです。
ブログやSNSで育児を外に発信して気持ちもオープンにしよう
どんなことでも過ぎてしまえば「経験」になりますが、その最中には「いい経験をさせてもらっているのだ」とは考えられないものです。特に育児の悩みは先の見えないことが多く、時には周りからのアドバイスによってプレッシャーを与えられえてしまったり、傷ついてしまうこともあります。
そういう感情を自分の中に押し込めているとつらくて、ノイローゼのようになってしまうのです。
しかし育児の記録というのは、あとから読み返すと本当に貴重な経験で、子供だけでなく親としての自分の成長記録であったりもします。
最近はブログもスマホなどで簡単に作ることができますし、SNSのツールもいろいろあります。それらを上手く活用して育児の記録をつけてみましょう。最初は自分の愚痴を吐き出すような感じでも構いません。夜泣きがひどい、トイレトレーニングがうまくいかないなど悩みを綴っていきましょう。
その体験は、同じ悩みを抱える人にとってのヒントになるかもしれません。また家族で出掛けたときなどには、その思い出も綴っておきましょう。楽しい思い出もあとから思い出せるようにするのです。
外に向けて発信するという意識があれば、気持ちも外を向くことができます。そうすることで育児がオープンになり、心の中に鬱積するネガティブな気持ちが消えていくのです。
まとめ
育児を楽しめない!苦しい!そんなノイローゼにならないための3つの方法
育児書やマニュアル通りにならなくても大丈夫!と開き直ろう
ひとりで頑張り過ぎない!まわりにSOSを発信しよう
ブログやSNSで育児を外に発信して気持ちもオープンにしよう