育児 が 辛い …どのようなお母さんでも、そう感じる時はあるのではないでしょうか。どうしてもイライラが抑えられない、子供をかわいく思えないという経験はお母さんなら誰にもあるものだと思います。
そうした時、どのような工夫をして切り抜けていくか、いくつかヒントをご紹介していきます。
育児が辛い時…ためこまず、自分の時間を持とう
「子供と2人きり」の時期の乗りこえ方
一番「育児が辛い」と感じるのは、育休中や子供が幼稚園に入る前など、自分と子供が家で2人きりの時期ではないでしょうか?
幼稚園や保育園に入ると、他のお母さんと顔を合わせることが増え、親しい友達ができたり、子供と離れる時間ができて自分の時間を持てたりします。
どんなに子供好きな人でも、朝から晩まで家で子供と2人きりでは煮つまってしまいます。そんな時は、1日1回は外へ出ることです。子供も気分が変わりますし、お母さんも外の空気を吸い、外の景色を見るだけでリフレッシュになります。
子供が1才を超えて公園遊びなどできるようになったら、公園や児童館、図書館などに午前中のうちに連れ出しましょう。たくさん体を動かしたり、他の子供と出会って刺激をもらったりして、午前中に外へ出た子供は午後にはしっかりお昼寝をしてくれます。
その時が、お母さんの貴重なリフレッシュタイムです。子供のお昼寝中に、やり残した家事などせずに、一杯のコーヒーやスイーツを楽しむのもよし、読書や録りためたビデオでもよし、ぜひ自分の好きなことをしましょう。
30分など細切れの時間でも、自分のための時間を持つと、心の余裕が全然違ってきます。
辛い気持ちを吐き出そう
「育児が辛い」という気持ちを、一人で抱えこまずに吐き出すことも大事です。一番身近な人である夫にこそ、気持ちを吐き出して理解してもらいたいところですが、やはり男性であるためなかなか母親の苦労には共感してもらえず、もやもやすることがあります。
意外と、初対面でもお母さんどうしの方が「わかるわかる」と共感し合えるものです。幼稚園などに入園する前は、他のお母さん方と出会う機会は少ないように思えますが、自治体の施設や子供向けの催しをよくチェックしてフル活用しましょう。
例えば、今は保育園などが「子育て支援センター」を兼ねており、園庭開放や定期的に親子で参加できる教室、イベントなどを行っています。こうした機会にこまめに参加していると、顔なじみのお母さんもできてきます。
また、自治体が無料の子育てサロンをもうけているところもあり、子供を遊ばせながら他のお母さんとおしゃべりしたり、スタッフに気軽に子育て相談ができたりと、ありがたい交流の場となっています。
児童館で3カ月間程度の「親子教室」を行っているところも多いようです。
その他、交流を目的とした親子サークル、格安でリトミックなどが受けられるサークル、市の体育館などで行われる「親子体操教室」など、お金をさほどかけなくても親子で出かけられる教室や催しは、意外とあるものです。
広報紙などよくチェックして、そのような場所にはどんどん出かけ、お母さんどうしでおしゃべりできる場を広げましょう。
幼稚園などに入園後
幼稚園や保育園に入園後は、やはり担任の先生、ベテランの園長先生などが強い味方になります。子供の様子を毎日見てくれている先生ですから、まずは辛い育児の悩みは、担任の先生に相談するのが一番です。
また入園後は他のお母さんと顔を合わせたり、行事などで協力して作業する機会も増え、気の合う人も出てくるでしょう。
子供が園に行っている間に、ランチやお茶をしながらお母さん友達と悩みを吐き出し合い、思いきりおしゃべりする時間は、何よりのストレス解消になります。
もちろん、子供が園にいる時間を利用して、自分の趣味を再開したり、フィットネスクラブなどに通い体を動かすのもいいでしょう。何より、自分の好きなことをする時間を一日の中で必ず確保することが大事です。
育児は長い長い期間、続きます。育児には辛いこともつきものですが、どんどん外に出て悩みをためこまずに吐き出し、自分の好きなことをする時間を持つことを心がけ、上手に切り抜けていきましょう。
まとめ
育児が辛い時…ためこまず、自分の時間を持とう
「子供と2人きり」の時期の乗りこえ方
辛い気持ちを吐き出そう
幼稚園などに入園後