インターナショナルスクール への入学を希望するご家庭にとって 学費 は気になるポイントです。幼稚園から入園させて高校までとなると実に15年もの間学費を支払うことになります。
最近では、インターナショナルスクールへ入学することを目的に海外へ移住されるご家庭もあるようです。
それでは、一般的にインターナショナルスクールではどれくらいの費用が必要なのでしょうか。また、入学条件にはどのようなものがあるのでしょうか。
インターナショナルスクールの学費 ~国内or海外~
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インターナショナルスクール入学の厳しい条件
インターナショナルスクールは、「外国人学校」、「国際学校」とも言われています。基本的には、日本在住の外国国籍の子どもたちの為の学校です。
全ての授業、会話が英語なので、日本人でも英語ができるように育てたいという方が入学を希望します。
しかしその条件は厳しいものです。まず両親のどちらかが完璧な英語話者でなければなりません。
連絡事項など全て英語なので、親が英語ができなければ学校側とコミュニケーションを取ることが不可能になってしまうのです。
また、その学費の高さも厳しい条件のひとつです。
一般的な学費はどのくらいかかるのか
日本は義務教育で、中学生までは私立に行かない限り無料で教育を受けることができます。
しかしインターナショナルスクールは、同じ中学生までの期間も無料というわけではありません。
学校によって多少変わってきますが、だいたい年間にかかる費用としては200万円前後と思っておくと良いです。
継続的にこの学費を払って子どもをインターナショナルスクールに通わせられる家庭でないと入学は難しいです。
都内のインターナショナルスクールの学費の内訳は
都内の場合は、多くのインターナショナルスクールがあり、比較し選ぶこともできます。
それぞれのスクールのホームページなどで調べると細かい費用が掲載されています。
だいたいの金額の内訳としては、入学金として30~40万円前後、管理費が10万円前後、初年度のみの場合が多いですがメンテナンス費として40~50万円程度がかかります。
プラス、授業料として年間150~200万円前後が必要となります。
さらに、施設の維持費として5万円ほどかかり、学校によっては施設拡張費として30万円ほど必要という場合もあります。
海外で学費の安いインターナショナルスクール
学費の高さがどうしてもネックになりがちなインターナショナルスクールですが、実は海外には比較的学費の安いインターナショナルスクールも存在します。
主にアジアのスクールが低価格な場合が多く、とくにマレーシアが人気です。
学費の安さだけでいうとフィリピンの方が若干安いようですが、治安や教育レベルなどを総合的に考えるとマレーシアを選ぶ方が多いようです。
しかし、最も安い学校でも年間50万円程度かかり、高いところでは年間400万円程かかる学校もありかなり格差があります。
また、アフリカも低価格なインターナショナルスクールは存在します。しかし、アフリカの場合は欧米向けの学校なので、日本人にはあまり向かないようです。
安いと安いなりの学校になってしまう?
学費に差があるということはその学校の設備や先生など、内容にも差が出てきます。
学費が高いと欧米系の先生、生徒が多く白人が多いです。また、安くなるほどローカルな先生が増え中には90パーセントが中国系という学校もあります。
そして、学校内の設備にも差が生じます。
プールやグラウンド、図書室など学費により質が変わるので、金額だけでなく、その内容も総合的に見て選ぶことが大切です。
子どもにあったスクールを
中には、英語ができない子どもでも入学できるインターナショナルスクールも少なからずあります。
また、インターナショナルスクールに入学させることを目的に海外へ移住する方もいます。
インターナショナルスクールで得られることは沢山あり、子を持つ親にとって魅力的な場所です。
金額、設備、場所など熟慮して子どもに一番合うスクールを選んであげたいものです。
まとめ
インターナショナルスクールの学費 ~国内or海外~
インターナショナルスクール入学の厳しい条件
一般的な学費はどのくらいかかるのか
都内のインターナショナルスクールの学費の内訳は
海外で学費の安いインターナショナルスクール
安いと安いなりの学校になってしまう?
子どもに合ったスクールを