子どもが産まれることはとても嬉しいことです。しかし、子育てには予想以上にお金がかかります。出産自体は給付金もあり負担が軽くなりますが、その後はとにかくお金のかかることの連続です。
どのようなものにどれくらいかかるのかよく知っておくことがとても大切ですので、今回は 子育て の 費用 についてご紹介したいと思います。
子育ての費用はだいたいどのくらいかかるもの?
大学を卒業させるまでに平均いくらかかっているのか
子どもが大きくなり、四年制の大学を卒業するまでを子育て期間とした場合、その費用は公立高校、国立大学の場合で約2400万円、私立高校、私立大学の場合で約2800万円ほどかかるとされています。これとは別に習い事や部活動などによってもまたお金がかかります。
そしてストレートではなく浪人したり、予備校に通ったりすればまた別に発生します。これが一人の値段ですから、二人、三人と子どもがいる場合は、さらに高額になります。
二人目、三人目は衣類などおさがりにできますし、保育料も二人目は半額、三人目は無料という市町村が多いです。しかし大きい出費である学費や食費等に関しては人数分きっちりかかるので苦しいところです。
児童手当はどのくらいもらえるのか
出費が大きい子育てですが、現在国から児童手当が支給されており、これにとても助けられているという世帯も少なくないです。期間は0歳から18歳までの間で、3歳未満が月額1万5000円、3歳から18歳までが月額1万円となっています。年に3回、4か月分がまとめてもらえます。
小さいうちはまだあまりお金がかからないから、と子どもの為に貯金する方も多いです。こういった収入もあるので、多少は負担が軽くなるのではないでしょうか。
出費は抑えるところを抑える
子どもが赤ちゃんの頃はまだ出費も少ないと思いがちですが、オムツや衣類など意外とかかります。しかもお母さんが産休中または専業主婦である場合は収入が少ない、もしくは夫の収入のみ、ということになります。
この時期は大きく収入を増やすということはなかなか難しいので、お金の使い方を工夫してみるといいでしょう。例えばオムツを布オムツにしてみるとか、衣類や玩具はお下がりをいただいたり、バザーなどを利用するのも手です。
絶対に削れない部分というのは必ずありますが、削れるところを上手く削って先々必要になった時に使えるようにしておくということが大切です。
こんなに必要なの?と焦らなくても大丈夫
金額を見ると、途方もない数字にかなり不安になりますが、一気に何千万というお金が必要なわけではありません。
子育ての費用というのは長期的にかかるものなので、日々の生活費として徐々に費用がかかるのです。子育て費用は普段の家計の中でやりくりしていく、と考えていて大丈夫です。
大切なのは計画性
子育てで一番出費がかさむのは、おそらく高校、大学などの学費ではないでしょうか。その頃のために子どもが小さいうちから貯金しておくとか、学資保険に加入するなど備えておくことが大切です。
病気やけが、浪人などなど、予期せぬ事態が発生しても対応できるように蓄えておくことが一番です。小さいいうちはあまりお金がかからないから・・・などとあまり先のことを考えないでいると後々困ることにもなりかねません。将来のことをきちんと考え人生設計しておくとよいでしょう。
まとめ
子育ての費用はだいたいどのくらいかかるもの?
大学を卒業するまでに平均いくらかかっているのか
児童手当はどのくらいもらえるのか
出費は抑えるところを抑える
こんなに必要なの?と焦らなくても大丈夫
大切なのは計画性