「ママ友いじめ ~守るべき2つのルール~(前編)」では、どのようなことが ママ友 からの いじめ へと発展するのかご紹介いたしました。後編では、やってはいけないママ友へのNG行動をお伝えします。
ママ友いじめに合うかもしれないとあまり神経質にならずに、2つのことに気をつけてください。
ママ友いじめ ~守るべき2つのルール~(後編)
ワーママを理由に行事を断る
特に幼稚園では、認定こども園も普及している一方で、専業主婦のママが多くいらっしゃいます。
ところが、女性の社会進出が常識となった今、ワーキングママも確固たる教育方針を持って子どもを幼稚園に入園させることが多くなっています。
文部科学省の管轄にある教育機関の幼稚園と、厚生労働省の管轄にある保育所の特性を理解せずに子どもの入園を決めたワーキングママの中には、役員を頼まれたり、行事の手伝いを依頼されたときにやたらと「仕事が忙しいから」と断るママも多いのです。
しかし、この言葉は専業主婦のママからすれば、「それなら保育所に入園させればよかったのに」と反感を買う大きな要因となり得ます。
たとえ本当に仕事が忙しかったとしても、嘘も方便。ほかの用事を言い訳にしたほうがよいでしょう。
仲よくなったから、手ブラで遊びに行く
普通の学生時代からの友人たちと異なって独特の世界があるママ友。心を開いて互いの家を行き来する仲になると、ついつい手ブラで遊びに行くことも多いと思いますが、実はその行動、相手にかなりネガティブな印象を与えていることが…。
心理学の理論の中に「社会的交換理論」というものがあります。これは、世の中の人はいろいろなものをGIVE&TAKEして人間関係を維持している、という理論です。
コンビニでお菓子を買う時、対価としてお金を払わないと買えないように、人間関係の中でも「愛情」と「安心」を交換したり、「情報」と「人脈」を交換したりしているのです。
ママ友づきあいもこれと同じで、「場所の提供」と交換する何かを提供しないと、相手の不満が蓄積して人間関係の維持が難しくなる。つまり、ママ友から距離を置かれたり、先ほど述べたような連絡先から外されるという最悪の事態にもなりかねません。
軽いお菓子や、飲み物でも構いません。別に特別な高級品である必要はなく、「場所の提供のかわりに何か持ってきてくれた」ことが大切なのです。
自分のために!も優先して
子どものために、子どもの遊び相手が必要だから…という理由で無理にママ友をつくる必要はありません。子どもは園で十分に仲間関係を形成しています。
問題は、ママがママ友問題でストレスを抱えるあまり、自分の子どもにもきつく当たることです。
ストレスになるような関係ならなくても大丈夫。本当に大切な連絡は園を通して公式にまわってきます。
あまり神経質にならず、上記の2点にもしも引っ掛かっていたら、これを機に気にかけてみてはいかがでしょうか。
まとめ
ママ友いじめ ~守るべき2つのルール~(後編)
ワーママを理由に行事を断る
仲よくなったから、手ブラで遊びに行く
自分のために!も優先して