だいたい5~6か月くらいで赤ちゃんは寝返りをうつとされています。しかし、なかなか寝返りをしてくれないと、つい周りと比べてしまって不安になったりするお母さんも多いのではないでしょうか。
周囲からは「個人差があるから」と言って気にしないように言われたりしますが、どうしても気になってしまうものです。今回は 赤ちゃん が 寝返りをしない のは何故かという点についてお話します。
なかなか寝返りをしない・・・その原因は?
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体が大きめのふっくらした子は体が重たくて難しい
赤ちゃんといえど、体格差は意外とあります。母乳やミルクをたくさん飲むかそうでないかでも、体重や体格に大きな差が出ます。お母さんの食べているものによっても、母乳の質が変わり赤ちゃんの体の大きさにも影響してきます。
大人と同じように、赤ちゃんも体重が重ければやはり体を動かしにくくなってくるのです。この場合、だからと言って体重を落とすというわけにもいきません。時間がかかるかもしれませんがしばらく様子を見てあげると良いでしょう。
うつぶせになることが嫌いという赤ちゃんも
赤ちゃんの中には、寝返りをしたらうつぶせの状態になってしまう、だから寝返りをしたくない!と思っている子もいます。
こういう子の場合は、寝返りができないのではなく実は「したくない」だけですので、うつぶせにしてあげると逆に仰向けに転がるという寝返りの逆パターンが先に出来たりします。試してみてはいかがでしょうか。
意外とこちらが先に出来たという声はよく耳にしますので決してレアなケースではありません。
抱っこやバウンサーが大好き!という赤ちゃんは・・・
赤ちゃんによってはお母さんの抱っこが大好きで、とにかく降ろせば抱っこを求めて泣いてしまい、一日中抱っこしていなければならない・・・などということもあります。
最近では、「抱き癖が着くから抱っこしない」という考え方よりも「できるだけ抱っこして欲しい気持ちに応えていく」という育児法が浸透してきています。
または、バウンサーのようなものに乗っている状態が好き、という場合もあります。こういった子の場合は、どうしても日中寝返りをするような状況、環境になることが少ないのでその分寝返りが遅くなったりします。
泣かれるとつい抱っこしたりバウンサーを利用したりすることが多いかも知れませんが、機嫌がいい時などに意識的に平らなところに置いて寝返りをしやすい環境を作ってみてはいかがでしょうか。
体の成長の為にも平らな場所で過ごすことはいいことですので是非取り入れてみて下さい。
寝返りしやすい季節、そうでない季節がある?
夏場は薄手の洋服、冬場は厚手のものを何枚も重ね着していたりするので、どうしても冬の方が寝返りがしにくくなります。大人も冬にたくさん着込むと動きにくいですがそれと同じ状態です。小さな赤ちゃんにとってはこれは大きな差なのです。
かといって、冬に夏のような薄着をさせるわけにはいかないので、厚手の中でも重たいものや堅いものは避けて、できるだけ動きやすそうな軽めの柔らかい素材のものを選ぶと良いでしょう。
赤ちゃんはコツを掴むと早い!
赤ちゃんたちの物事を吸収する能力は目を見張るものがあります。一度経験したら、あとはとても早いスピードで出来るようになっていくものです。寝返りに関しても同じことが言えます。
寝返りに挑戦してみているけどなかなかできないという様子なら、少しこちらが手を貸してあげると「こうすればできるんだ」と分かり、すぐに出来るようになったりします。
赤ちゃんの様子をよく見て、ちょっと手を貸してサポートしてあげるとあっという間にできてしまうということもあるかも知れません。
まとめ
なかなか寝返りをしない・・・その原因は?
体が大きめのふっくらした子は体が重たくて難しい
うつぶせになることが嫌いという赤ちゃんも
抱っこやバウンサーが大好き!という赤ちゃんは・・・
寝返りしやすい季節、そうでない季節がある?
赤ちゃんはコツを掴むと早い!