離乳食 で ピーマン を使うことは離乳食後期まで待った方がよいです。ピーマンには、ビタミンAやビタミンC、また鉄やカルシウムなどをはじめとするミネラル分も豊富に含まれておりますので、非常に高い栄養価をもつ食材のひとつと言えます。
ピーマンを離乳食に使えば、一日に必要な栄養を補えます。
今回は、離乳食でピーマンを使う場合のレシピをご紹介いたします。
ピーマンで離乳食 ~栄養豊富!ピーマンレシピ~
ピーマンは離乳食後期から
ピーマンと言えばあの独特の苦みです。子供はもちろん、大人でも苦手な方もいるくらいです。もちろん赤ちゃんも苦みのある食べ物を好みません。
また、ピーマンは固い食感なので食べてもなかなか消化吸収することができません。離乳食後期までは無理に与えなくてもいいでしょう。
同じピーマンの種類でもパプリカは熱を加えると甘みが増えやわらかくなるので、離乳食後期であれば、柔らかくして刻みます。
完了期であれば薄皮をむき、スティック状にして手づかみ食べの練習にしてもいいでしょう。
ピーマンを離乳食に使うポイント
ピーマンには薄皮があります。離乳食後期ではまだまだ薄皮を嚙み切れず、食べさせてもよい段階ではありません。
まずは下処理をしましょう。
- ピーマンを半分に切り、ワタと種を除く。
- フォークに刺し、火であぶる。
- 皮の部分が焦げたら、冷水に浸すと薄皮がするっとむけます。
このように、下処理をしてから離乳食に使います。使う際は十分やわらかくしてから、月齢にあった大きさに刻みます。そのまま与えるよりは、卵やスープなどに混ぜると食べやすくなります。
すり潰すとたくさんある栄養価があまり残らないそうなので注意してください。
ピーマンの離乳食レシピ
ピーマンの卵とじ(離乳食後期以降)
材料
ピーマン4分の1、卵1個、砂糖、醤油
- ピーマンは薄皮をむき、ワタと種を取って小さく刻みレンジでチンして柔らかくする。
- 卵はよく溶き、少量の砂糖と醤油で味付け。
- 卵と柔らかくしたピーマンを混ぜ、耐熱皿に入れたらレンジでチン。大さじ1程度の水を入れると、卵がお皿にこびりつくのを防げます。
- 600Wで1分程度チン。途中取り出してかき混ぜると早く固まります。
- 食べやすい多いきさに切る。
パプリカとかぼちゃのポタージュ(離乳食中期以降)
材料
パプリカ半分、かぼちゃ5切れ、水100CC,水粉ミルク(牛乳)100CC
- パプリカは薄皮をむき、ワタと種をとりレンジでチンして柔らかくする。
- かぼちゃも皮とワタと種をとりレンジでチンして柔らかくする。
- 1と2をミキサーにかける。
- 粒がなくなったら鍋に移し、水と粉ミルク(牛乳)を入れ弱火で煮込む。
上記のレシピはピーマンを甘みのある食材と一緒に調理することで、食べやすさをアップしています。
甘みは赤ちゃんが大好きな味覚です。上手に組み合わせて、赤ちゃんが食べやすいようにしてあげることがポイントです。
ピーマンの保存方法
赤ちゃんの食べる量は少ないので、毎回1から作るのは面倒なものです。そこで多めに作り冷凍保存することがおススメです。
ピーマンを洗いよく水気をきってサッと下茹でし、使いやすい大きさに切り冷凍します。
下茹ですることで変色や変質を抑えられます。
冷凍したピーマンの消費期限は1か月程度です。使う際はそのままスープの鍋に入れたり、炒めたりすることができ、便利です。
ピーマン入りの野菜スープやハンバーグを作り、小分けにして冷凍するのも便利です。
冷蔵保存の場合は、ジップロックなどに入れ野菜室で保存します。ピーマンは水気に弱いので水気をよく取り除くことが大切です。
傷んだピーマンをそのままにしておくと、他のピーマンも痛む原因になりますので、すぐに取り除きましょう。保存期間は2週間程度です。
まとめ
ピーマンで離乳食 ~栄養豊富!ピーマンレシピ~
ピーマンは離乳食後期から
ピーマンを離乳食に使うポイント
ピーマンの離乳食レシピ
ピーマンの保存方法