年中手に入りやすく比較的安くで買えるバナナは柔らかいので食べやすく、加工しやすい点からとても便利な食材です。 離乳食 を始めた5,6か月頃から使えて、お出かけ先のおやつとしても重宝する バナナ の栄養や離乳食レシピをご紹介します。
離乳食の初期から使える便利なお助け食材バナナ
バナナの栄養
バナナはご飯やパンと同じエネルギー源になる食材です。ビタミンB、ビタミンC、カリウム、マグネシウムなどのミネラルが豊富に含まれており、食物繊維もたくさん採ることができます。
ミルクばかりであまり離乳食を食べてくれないとお悩みの場合にも、甘いバナナをお粥や他の野菜と混ぜることで赤ちゃんが食べやすくなるのでお勧めです。
便秘ぎみの赤ちゃんには食物繊維豊富なバナナを食べさせて便を柔らかくしてスルッと出しやすくします。
バナナの調理方法
離乳食を作る場合に食材を加熱することがほとんどですが、バナナの場合は新鮮なものは加熱なしで生のまま食べさせても大丈夫です。加熱すると甘みが増すので甘みを強調したいレシピの時は加熱してみると良いでしょう。
バナナをすり鉢ですり潰して1回分ずつ冷凍しておいて使いたい分だけレンジで解凍すれば、変色もせず使いたいときに使えて便利です。冷凍の際は1回分ずつラップで包んだり、製氷機がちょうど良い1回分ずつに小分けできるので便利です。
離乳食が進んできたらバナナをフォークで簡単に荒くつぶすだけでも良いでしょう。モグモグの練習にもなります。
離乳食初期のレシピ①
いつものお粥に変化をつける、りんごとバナナの甘くておいしいリゾットの作り方です。通常の10倍粥に、すりおろしたリンゴ30gとすりつぶしたバナナ10gを混ぜて電子レンジ600Wで約20秒加熱します。
いつもと少し違った食物繊維が豊富で栄養満点な甘いお粥で赤ちゃんも喜ぶでしょう。また風邪ぎみでビタミンCを積極的に取りたい時にも、すりおろしリンゴを使ったレシピなので効果的です。
離乳食初期のレシピ②
ほうれん草の葉の部分だけをやわらかく茹でて水切りしたもの10gとバナナ20gを一緒にすり鉢ですりつぶします。バナナのとろみで葉物野菜も滑らかになり赤ちゃんが食べやすい舌触りになります。
ほうれん草の独特な苦みもバナナの甘さで緩和され、鉄分と食物繊維が一度にとれる理想的な離乳食ができます。
離乳食中期のレシピ
バナナ2分の1本をフォークなどでつぶします。人参、キャベツ、かぼちゃなどお好きな野菜をやわらかく茹でてつぶしたものを小さじ1とバナナを混ぜ合わせて出来上がりです。
バナナとかぼちゃの自然な甘みで野菜の独特な味や食感が苦手な赤ちゃんでも食べやすい離乳食の出来上がりです。一緒に混ぜる野菜は家にその時あるものを何でも代用できるのでアレンジしながら様々な食材をあげると良いでしょう。
離乳食後期のレシピ
9か月になると自分で食べたい気持ちをサポートできるような手づかみ応援レシピがお勧めです。おやつとしてバナナをそのまま手づかみで食べさせるのも良いですが、今回はひと手間加えた手づかみして自分で食べられるレシピです。
バナナ1本をフォークなどでつぶします。やわらかく茹でたかぼちゃ30g、片栗粉大さじ2、牛乳大さじ1とつぶしたバナナを混ぜ合わせて、赤ちゃんが食べやすい一口大サイズにして小判型に成形します。
テフロン加工のフライパン、もしくは通常のフライパンに少しだけ油をひいて小判型のおやきを弱火でじっくりと両面焼きます。少し冷ませば、赤ちゃんが手づかみして自分で食べることができるので喜んで食べてくれるでしょう。上と下のあごを使ったモグモグの練習にもなります。
まとめ
離乳食の初期から使える便利なお助け食材バナナ
バナナの栄養
バナナの調理方法
離乳食初期のレシピ①
離乳食初期のレシピ②
離乳食中期のレシピ
離乳食後期のレシピ