離乳食 に パン が使えることをご存知ですか。パン粥はとても簡単な一品です。
離乳食というとお粥のイメージが強く、お米を与えるのが定番のような気がしますが、パンも問題なく利用できます。しかし、パンを使うにあたって気を付けるべき点もあります。
できれば子どもに摂らせたくないような物質が含まれることもありますので、知っておくことが大切です。
離乳食のパンはいつから? ~パンの選び方や注意点~
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パンにはアレルギーの要素がいっぱい?
パンには、小麦粉、卵、バターや牛乳などの乳製品など、アレルギーの症状がでやすい食材が多く含まれています。
離乳食で新しい食材を試す際は、一回に一種類ずつ、できれば病院が開いている時間帯に食べさせるようにしてください。
パンに含まれる食材も、少しずつ食べさせ、問題がなければ気にせずパンを食べさせても良いでしょう。
パンによって入っているものもさまざまですので、確認してから与えると良いです。
市販のパンの添加物が気になる・・・
市販のパンの裏面には、さまざまな表記があり、中にはあまりなじみのない、聞いたこともないようなものが入っていたりします。
体に害があるものではなくても、化学物質などは小さい子どもにはなるべく与えたくないものです。
パンは本来、イースト菌や天然酵母を使って生地を膨らませています。しかし、早く膨らませるためにイーストフードというものが使われる場合があります。
このイーストフードや、よく見かける乳化剤は、科学物質なので、できるだけ避けた方が良いです。
一番安心なのは、天然酵母のパン屋さんのパンです。最近では健康志向が高まり天然酵母のパン屋さんも増えています。こういったお店を選ぶことをオススメします。
離乳食に取り入れるパンの種類は?
離乳食初期から中期ごろでは、まず食パンの耳を取り除いたものを利用します。
最初はパンを水分でくたくたにした状態で与えます。野菜スープや、アレルギーがないようなら牛乳や豆乳に付けても良いです。
パンを冷凍しておろし金で削ると簡単に細かくなり便利です。
後期に入るとトーストした耳も付いた状態の食パンも食べられます。縦長に切ってあげると自分で掴んで食べる練習もできます。
柔らかくて食べやすいのでパンが好きな赤ちゃんは多いです。どんどん食べてしまうこともあるので、量には注意すべきです。
完了期になると、歯も少しずつ生えてきており、1歳を超えればとくに心配なくいろいろなパンが食べられるようになります。
惣菜パンもこの時期からはじめるとよいでしょう。
粉ミルクを離乳食に活用?「ミルクパン粥」
中期くらいでは、粉ミルクと合わせた「ミルクパン粥」がオススメです。
食べやすくするためにサイコロ状に切って、ミルクに浸して柔らかく煮れば完成します。
簡単なのですぐにできますし、ミルク味なら赤ちゃんも食べやすいです。
赤ちゃんの成長に合わせてパンの大きさ、固さを変えて舌ですりつぶせているかよく確認しましょう。
タンパク質も摂れてオススメ!「きなこトースト」
もう少し離乳食が進んだら、きなこと合わせたきなこトーストがオススメです。
きなこはタンパク質も摂れて、砂糖などを使わなくても少し甘みを感じるので赤ちゃんの離乳食向きの食材です。
トーストをサイコロ状にして、きなこをまぶしてあげれば完成なので、こちらも簡単です。手づかみしやすいように作ると自然に手づかみ食べの練習にもなります。
注意すべき点を押さえればパンは離乳食を作るお母さんの味方!
アレルギー物質が多いこと、市販のパンには添加物が多いこと、また、塩分や糖分も意外と多く含まれていたりと気になる点も多いパンですが、注意すべき点を押さえて取り入れれば、パンはお母さんの味方です。
なぜなら、調理法が簡単なレシピが多いから。朝の忙しい時間帯などに簡単にできるパンの離乳食メニューをいくつか知っているととても便利です。
まとめ
離乳食のパンはいつから? ~パンの選び方や注意点~
パンにはアレルギーの要素がいっぱい?
市販のパンの添加物が気になる・・・
離乳食に取り入れるパンの種類は?
粉ミルクを離乳食に活用?「ミルクパン粥」
タンパク質も摂れてオススメ!「きなこトースト」
注意すべき点を押さえればパンは離乳食を作るお母さんの味方!