生後5~6か月で始まる離乳食。それまで、母乳を飲ませるかミルクを作って飲ませるかのどちらかだった赤ちゃんが食べ物を食べるという段階にステップアップする時です。
育児と家事、仕事に加え、「大人の食事と別に離乳食を考え作る」という大仕事がプラスされます。そんな 離乳食 も工夫をすれば時短になるテクニックがあります。それが「 冷凍 保存」。
必ず真似したくなる冷凍のテクニックをご紹介します。
すぐにでも取り入れたい!離乳食の冷凍保存テクニック
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冷凍に向いていない食材は?
まずは、冷凍できる食材とそうでないものをしっかり把握しておくと良いです。食材は何でもフリージングできるというわけではありません。中には残念な姿になってしまいそのままお別れしなくてはならないこともあります。食材を無駄にしない為にもきちんと押さえておきたい点です。
水分が多い食材は冷凍に不向きで、とくにきゅうり、レタス、白菜、キャベツなどは冷凍は避けた方が良いです。
葉物野菜は一度茹でたり調理して加熱した後なら問題ありません。
また、卵も冷凍に不向きです。その他の食材は、冷凍方法が異なりますが殆ど冷凍できます。
基本的には加熱や調理したものを冷凍すると失敗が少ないです。
離乳食に不可欠なお粥も冷凍保存が可能です。
離乳食を冷凍するなら・・・手間も少ないこの方法
離乳食は赤ちゃんが食べる分ですから、一食分が少なく何品か登場するようになったとしてもひとつのおかずの量は少ないです。ここで活躍するのがお弁当用シリコンカップです。従来の紙のカップでも良いですが、大量に必要になるので毎度買って廃棄するのはもったいないです。
今は100円ショップにも色々なサイズ、形のものが売っています。これを20~30個程用意し、作った離乳食を入れ、食品トレーに並べて冷凍します。2~3時間経ったら冷凍庫から出し、密閉できる保存袋等に入れて完成です。
後は食べる時にその都度解凍すればすぐに食べさせることができます。大きめの食品トレーも100円ショップで手に入ります。コツとしては、同じものをたくさん作るのではなく、色々な種類のおかずを作っておくことです。
そうすれば、食事の際に様々なおかずが並び豪華になり、一度の食事で品目数も多く摂ることができます。注意点としては、一週間で食べきるように作ることです。
初期から中期のオススメ食材は・・・?
離乳食の初期~中期では、まだお粥とすりつぶしたニンジン、ほうれん草、などの野菜が主なので、食事ごとに違う野菜を食べられるように何種類かの野菜を使うと良いです。オススメは、ニンジン、ほうれん草、かぼちゃ、小松菜、サツマイモなどです。
また、果物も冷凍保存できますので、バナナやりんごもオススメです。初期はペースト状からスタートし、少しずつ様子を見ながら形がある状態に移行していきます。
後期から完了期は手づかみ食べ用のものも!
後期~完了期になると、お肉や魚、豆腐やうどん、卵など食べられるものが増え、離乳食のバリエーションも豊かになります。
この時期は手づかみ食べもたくさんさせたい時期ですので、ハンバーグや、ジャガイモやかぼちゃのお焼きなどを楕円形に作って冷凍保存するのがオススメです。
お焼きの中に色々な野菜をたくさん刻んで入れてあげるとより栄養価が高くなります。少し片栗粉を混ぜて成形して焼き、あとは冷凍するだけです。
しらすや白身の魚と野菜を一緒に煮たものや、野菜をトマト煮込みにしたようなものも、パンの日のお供によく合います。また、そのままうどんと合わせてしまうこともできて便利です。
離乳食を冷凍することでこんなにメリットが
離乳食を毎日毎食作って後片付けしている時間が、冷凍保存によってかなり減ります。そのことで、赤ちゃんと過ごす時間を増やすことができます。
また、「今日も作らなきゃ・・・」と負担に感じながら毎回作るのは、精神衛生上良くありません。お母さんの気持ちは赤ちゃんに伝わるものです。
冷凍保存なら、手をかけなくても毎食様々なおかずが並び、彩りも鮮やか。食事は目でも楽しむものです。小さいうちからそういう食事が習慣になることも良いことです。冷凍保存をすることで、お母さんにとっても赤ちゃんにとってもメリットがたくさんあります。是非取り入れてみて下さい。
まとめ
すぐにでも取り入れたい!離乳食の冷凍保存テクニック
冷凍に向いていない食材は?
離乳食を保存するなら・・・手間も少ないこの方法
初期から中期のオススメ食材は・・・?
後期から完了期は手づかみ食べ用のものも!
離乳食を冷凍することでこんなにメリットが