赤ちゃんの離乳食として使われる頻度の高い食パン。柔らかく、パンの中では比較的シンプルで余計な塩分、糖分、油分が少ないので取り入れやすい食材です。しかし、一口に食パンと言っても様々な種類があります。どの食パンが赤ちゃんにとって一番良いのか悩むお母さんも多いです。
離乳食 で選んで欲しい 食パン や気を付けるべき点などをご紹介します。
離乳食で使う食パン、安心なのは?
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食パンは塩分、糖分、油分が控えめだから安心?
数あるパンの中でも食パンは、塩分や糖分を強く感じるということはないので、赤ちゃんにとっても良いだろう、と思ってしまいがちです。その他のパンと比べれば、もちろん塩、砂糖、バターは少ない方に分類されます。
しかし、市販の食パンや、パン屋さんの食パンにも、意外と沢山の塩、砂糖、バターが含まれています。自宅で、ホームベーカリーやオーブンを使い自分でパンを焼いてみると、パン屋さんのものや市販のものにはかなり塩、砂糖、バターが含まれ、そのことでおいしく仕上がっていることが分かります。
気になる市販の食パンの添加物について
スーパーなどで袋に入って売られている大手メーカーの食パンのパッケージには、色々な添加物が記載されています。もちろん、口にしてはいけないものなら市販されていませんが、余計な添加物は小さい赤ちゃんにはできるだけ摂取させたくないところです。
ほぼ必ずと言っていい程入っているのが、イーストフード、乳化剤、ショートニング、脱脂粉乳、植物油脂等です。現在の日本の食生活の中では、添加物を全て排除して生きるのは困難です。
成長する中でどんどん添加物の入ったものを口にする機会は増えますので、赤ちゃんのうちくらいはできるだけ避けてあげたいものです。
市販の食パンの中では、少し割高にはなりますが、パスコの「超熟」にはイーストフード、乳化剤などが含まれておらず家庭で作るのに近いシンプルな原材料でできているのでオススメです。
どんな食パンなら安心なのか
どの食パンでも、特別目に見えて害があるということはありませんが、できれば自宅で作ったものが一番安心です。何をどれだけ入れて作ったかを把握できるし、塩分等を控えめに作ることもできます。
次にオススメなのが、天然酵母や、国産小麦など原材料にこだわっているパン屋さんの食パンです。どうしても割高になりますが、赤ちゃんの為とこういったパン屋さんを利用するお母さんも多いです。
食パンは手づかみ食べにオススメ
離乳食が進み、中期から後期になってくると、自分で手づかみで食べる練習を始めます。これまで口に運んでもらっていたのに、自分で口に運ばなくてはならないので、掴みやすい形状のものを使って練習をします。
その時便利なのが食パンです。サイコロ状に切ったり、棒状にして掴ませたり、その子に合わせて自由に形を変えられるのが食パンの良いところです。
食パンにもアレルギー反応が出る可能性が
離乳食では、初期から、中期から、後期から、とその時期によって食べさせられる食材が違います。
食パンは初期から食べさせて良いとされていますが、小麦粉を使っている為、アレルギーの可能性もあります。はじめて食べさせる場合は、必ず平日の昼間、すぐに病院に連れていける時間帯にして下さい。
離乳食の時期や子どもの成長に合わせて自由自在!
食パンは、初期の頃はパン粥にしてくたくたにして食べさせたり、後期や完了期ではよく噛んで食べることを覚えさせる為、少し固めで歯ごたえのあるものにしたり、その時々で色々な形にすることができます。
取り入れやすい食材で、様々な味にすることができる為レシピも豊富。色々な味を体験する大切な時期なので、様々なレシピを試してみると良いです。注意するべき点としては、食パンは耳の部分に油脂分が固まっています。耳を切り取り、中の部分を食べさせて下さい。
まとめ
離乳食で使う食パン、安心なのは?
食パンは塩分、糖分、油分が控えめだから安心?
気になる市販の食パンの添加物について
どんな食パンなら安心なのか
食パンは手づかみ食べにオススメ
食パンにもアレルギー反応が出る可能性が
離乳食の時期や子ども成長に合わせて自由自在!