赤ちゃんが5~6か月になると母乳やミルクだけでなく少しずつ 離乳食 をはじめるようになります。離乳食は初期の段階ではまだ食べられる品目が少ないです。ですから同じメニューになりがちで、お母さんたちは「今日はどうしようか」と悩みがちです。
そのような時に役立つのが 野菜スープ です。基本の野菜スープを覚えておけば、色々なアレンジもできて便利です。簡単にできる野菜スープの作り方をご紹介します。
離乳食で大活躍!アレンジも可能な野菜スープ
簡単に作れる!基本の野菜スープ
まずは基本の野菜スープの作り方をご紹介します。野菜はこれでなければというものはありません。その時冷蔵庫にある野菜で、できれば煮崩れしにくいものが良いです。違う野菜で作るたびに味も変わります。
主におすすめなのはキャベツ、ニンジン、大根、玉ねぎなどよく冷蔵庫にある野菜です。それに、きのこ類をプラスするのもおすすめです。
野菜の皮を剥いて細かく切り、鍋に入れて水をヒタヒタになるくらいまで入れます。火にかけ、アクを取りながら20~30分煮て、ザルで濾したら完成です。気を付けた方がいい点としては、野菜の分量はそれぞれ同じくらいにするとバランスの良い味になります。
トマトでミネストローネ風に
湯剥きしたトマトの種を取ってすりつぶします。基本の野菜スープにトマトを加え少し煮れば完成というとても簡単なものです。基本の野菜スープを作った際の野菜も具材として使えるので、中に入れても良いです。
離乳食の進み具合によって、入れる具材を足したり、野菜の大きさを変えたりして長く使えるレシピです。トマトは苦手な子どもも多いので、小さいうちから味に慣れていると苦手にならない可能性が高いです。
かぼちゃのスープ
甘みのあるかぼちゃは赤ちゃんにとってとても食べやすい野菜です。栄養価も高いので、旬である秋には色々な方法で食べさせてあげたいものです。
かぼちゃは基本の野菜スープで煮たり、電子レンジでチンしても良いので柔らかくして裏ごしし、野菜スープに足せば完成です。こちらも、基本の野菜スープの具材を足すと良いです。できればスープの具材は多い方が、様々な品目の栄養が摂れ、また様々な味に触れることに繋がります。
白身魚のスープ
こちらも同じように基本の野菜スープに白身魚を加えて煮たものです。白身魚に火が通ったら完成です。白身魚に限らず何でも良いのですが、魚や肉はそこからいい出汁が出るため、スープの味がまた深くなりおいしく変化します。こちらのスープはしろゴマを足したりしてもまた風味が変わります。
気を付けていただきたいのは魚の骨です。絶対に混入しないように取り除いてから使って下さい。
豆のスープもおすすめです
基本の野菜スープに大豆を入れて煮ても良いのですが、えんどう豆などを茹でてから潰してスープに合わせても使えます。緑色のスープが見た目にも綺麗です。
豆のイソフラボンは是非摂取させたい栄養素ですし、豆が苦手という子どもも多いそうですので、この頃から味に慣れていると良いです。タンパク源として、豆は頻繁に取り入れたい食材です。
スープだけじゃない!アレンジ方法
スープとしてだけでなく、この基本のスープの中にご飯を入れて、リゾットのようにするのもおすすめです。また、うどんや素麺を入れることも可能なので、様々なアレンジが可能です。なかなかご飯を食べてくれない赤ちゃんでも、麺類は食べやすくよく食べてくれるというパターンもあります。
ご飯ばかりでなく、色々な食べ物に触れる目的でもリゾットやうどん、にゅうめんなども取り入れると良いです。バリエーションが増えると悩む時間も少なくて済みます。
基本の野菜スープを覚えておけば、色々なメニューにアレンジできるので是非取り入れていただきたいです。また、スープの段階で製氷皿で小分け冷凍しておくのもおすすめです。
まとめ
離乳食で大活躍!アレンジも可能な野菜スープ
簡単に作れる!基本の野菜スープ
トマトでミネストローネ風に
かぼちゃのスープ
白身魚のスープ
豆のスープもおすすめです
スープだけじゃない!アレンジ方法