添い乳 での 寝かしつけ は大丈夫なのでしょうか。育児に家事をハードにこなさなくてはいけないママにとって、添い乳での寝かしつけはとても楽なものです。添い乳には賛否両論ありますが、ママと赤ちゃんにとっての最善は人それぞれ違います。
今回は添い乳のメリット・デメリット、また添い乳なしで赤ちゃんを寝かしつける方法をご紹介いたします。
添い乳での寝かしつけは大丈夫? ~添い乳なしで寝かしつけ~(前編)
添い乳のメリットとは?
添い乳とは、赤ちゃんと一緒に横になった状態でおっぱいをあげることです。夜中も授乳をしないといけないママは、添い乳をすることで赤ちゃんと一緒に寝たまま授乳ができます。
睡眠不足に陥りがちなママの体の負担を少しでも減らしてくれるでしょう。
赤ちゃんにとっても、添い乳をしてもらうことで安心感に包まれ、幸せな気分で眠ることができます。
赤ちゃんが抱っこや授乳で寝たので布団に下ろそうとしたらすぐに泣いて起きてしまう、夜泣きの回数が多くて困っているというママには添い乳はおすすめです。
添い乳のやり方とは?
では、実際の添い乳のやり方をご紹介します。
赤ちゃんを横向きにしておっぱいの方を向かせてあげます。生まれたばかりの赤ちゃんは、まだうまく横を向けずに添い乳がうまくできないことも多いです。
そのような場合は、赤ちゃんの背中の下に枕やバスタオルを入れて、赤ちゃんが横を向けるようにサポートしてあげると良いでしょう。
添い乳のデメリットとは?
メリットもれば、デメリットもあるのが添い乳です。
実際にデメリットを以下にご紹介いたします。
添い乳は癖になる
ママや赤ちゃんにとっては添い乳は楽な授乳方法です。
ですが、添い乳でいつも寝かしつけていたり、夜中に泣いたら添い乳をするという行動をとっていると、添い乳なしでは寝つけなくなってしまう恐れもあります。
一度添い乳を覚えてしまった赤ちゃんを他の方法で寝かしつけるのは難しいので、添い乳をやめられないというママも多くいるのも事実です。
吐き戻しによる窒息や中耳炎の可能性がある
添い乳でママも赤ちゃんも寝てしまうと、まだ寝がえりが打てず仰向けでしか寝ることのできない赤ちゃんがおっぱいを吐き戻してしまう場合があります。
そして、おっぱいが気管に入ってしまって窒息してしまったり、耳に入って中耳炎を起こしてしまうという可能性があるのです。
添い乳をする際は、そのまま横向きで赤ちゃんを寝かせてあげるようにしましょう。
乳腺炎になる可能性がある
ママの体勢や赤ちゃんの抱き方によっては、乳腺炎になる可能性もあります。
またどちらか片方のおっぱいしかあげないと、それも乳腺炎の可能性につながるので注意が必要です。
虫歯のリスクが高まる
歯が生えてきてからの添い乳には注意が必要です。添い乳で寝てしまうと歯磨きができないため、虫歯のリスクも高まります。
歯が生えてくる前に添い乳を卒業するというママが増えているのはこのためです。
⇒ 後編へ続く
まとめ
添い乳での寝かしつけは大丈夫? ~添い乳なしで寝かしつけ~(前編)
添い乳のメリットとは?
添い乳のやり方とは?
添い乳のデメリットとは?