10ヶ月の妊娠期間を経て、やっと会えた赤ちゃん。日々の成長を眺めつつ楽しく過ごすはずが、イライラしたり落ち込んだりしていませんか。その症状は、 育児 による ストレス がたまっているのかもしれません。育児ストレスであらわれる症状や、ストレス解消の方法をまとめました。
子育てがしんどい・・・それって育児ストレスかも?!
育児ストレスの原因
育児でストレスがたまる原因は一つではなく、いろいろなことが考えられます。
代表的なものでは、「赤ちゃんと1対1の生活に疲れる」「睡眠不足」「相談相手がいない」「赤ちゃんをみてくれる人が周りにいない」「パパが育児に積極的ではなく、育児がママひとりの仕事になっている」などがあげられます。
さらに育児書だけでなく、インターネットの育児サイトや同じ頃に赤ちゃんを産んだママのブログなどと我が子・自分の育児を比較してしまうこともストレスの原因となってしまいます。
「〇ヶ月には寝返りができる」「〇ヶ月には離乳食開始」など、赤ちゃんによってできる時期が異なるものに対して「うちの子は遅れている」などと思ってしまうことがストレスとなってしまう場合もあります。
育児ストレスを自覚していない方でも、何となく思い当たることがあるのではないでしょうか。
育児ストレスになると、どんな症状が表れるの?
育児は毎日、休みのない仕事です。そのような中でささいな事・小さなことでストレスがたまってしまいます。上手に発散する場があれば良いのですが、話し相手や相談相手・ストレス発散の場がない方にとっては、ストレスはたまるばかりです。
ストレスがたまってくると、まず体の不調があらわれます。
具体的には、頭痛・肩こり・眠れないなどです。これらのストレスによる症状は「赤ちゃんを抱っこしているから肩こりが・・・」「赤ちゃんのお世話で睡眠不足だわ」などとママが思ってしまい、ストレスのサインであることをつい見逃してしまいがちです。
ストレスがさらにたまってくると、ちょっとしたことでイライラするようになります。イライラした気持ちや育児に関する不安を発散できずにいると、そのイライラは目の前にいる我が子へと向かってしまいます。
つい大きな声で怒ってしまったり、子どもの手や頭を叩いてしまったり・・・冷静になると「なんであんなことで?」とママ自身も反省をしますが、気づくと子どもに手をあげていたということが繰り返されてしまいます。
さらにママ自身が追い詰められてしまうと、うつ状態になることもあります。このように深刻な状態になってしまう前に、子育てが「しんどいな」と感じたら、上手に育児ストレスを発散して笑顔で子どもに向き合えるようになるのが理想です。
育児ストレスを解消するにはどうすればいい?
育児でたまるストレスを解消するには、原因を一つ一つ解決していくのがおすすめです。赤ちゃんと1対1の生活が窮屈に感じるなら、公園や児童館など人のいる場に出かけてみましょう。
寝不足がつらければ、赤ちゃんが寝ている時に一緒になって寝てしまいましょう。育児について誰かと話したくなったら、母親や保健師さんなどに相談をしてみましょう。パパが育児に消極的でも、何かお願いしてできることを1つでも増やしてもらうようにしましょう。
何でもかんでも「私がママだから」と頑張っていては、ストレスをためるばかりでなくママが倒れてしまいかねません。子どものために、と我慢している趣味などがあれば赤ちゃんが寝ている間に取り組んでみるのもストレス解消になります。
甘いものなども我慢ばかりする必要はありません。一息つきたい時などには、育児を頑張っている自分にご褒美として食べるようにしましょう。また、赤ちゃんが眠っている間などに、別の部屋で一人きりになったり読書や映画鑑賞などを楽しんでみるのもストレス解消にはおすすめです。
あれもこれも、と頑張りすぎず「自分スタイル」で育児に取り組むことがストレスをためないポイントです。
まとめ
子育てがしんどい・・・それって育児ストレスかも?!
育児ストレスの原因
育児ストレスになると、どんな症状が表れるの?
育児ストレスを解消するにはどうすればいい?