豆腐 は価格が安くて栄養価が高い、毎日でも使える万能食材です。 離乳食 初期のゴックン期から離乳食完了期まで赤ちゃんの成長のどの段階でも使える食材です。調理も湯通しをするか、もしくは電子レンジで加熱するだけで用意できるので毎日でも使いたくなります。
離乳食のどのステージでも使える万能食材、豆腐
豆腐の栄養
豆腐は良質なたんぱく質と鉄分が豊富で赤ちゃんの成長には欠かせない食材です。消化吸収が良いので胃腸に負担をかけません。
これまで母乳やミルクの液体を飲んでいた赤ちゃんが野菜やお米、パン、お肉など様々な食材である固形物を徐々に食べていくうえで、消化吸収が良く栄養価の高い食べ物は積極的に採らせてあげましょう。
豆腐の選び方
日付の新しいものを選びます。国内大豆100%を利用して作られた豆腐が一番理想的ですが、なければ遺伝子組み換えのされていない大豆を使用したものが良いでしょう。パッケージや表示をよく見て、香辛料や添加物(主に消泡剤、凝固剤)で加工されていないものを選びます。
離乳食に初めて取り入れたりまだ豆腐という食材に慣れていない赤ちゃんには絹豆腐がお勧めです。水分が多く滑らかで舌触りが良く食べやすいためです。
豆腐に慣れてきたら、より栄養価の高い木綿豆腐を使うのが良いでしょう。焼き豆腐は木綿豆腐や絹豆腐と比べて硬さがあるので9~11か月以降にあげるのがお勧めです。
他にたまご豆腐や枝豆豆腐などいろんな種類の豆腐が売られていますが、はじめは何も他の食材がもともと混ざっていない通常の豆腐を使います。
豆腐の調理方法
豆腐は生のままではなく、必ず加熱殺菌してからあげましょう。調理方法は大きく分けて2つあります。1つは豆腐をざるに入れて沸騰したお湯で1分ほどゆでます。ゆでた後は水気を切っておきます。
もう1つは豆腐を耐熱皿にのせラップをかけて電子レンジで約1分間加熱します。離乳食を1回分だけレンジで加熱する際は20秒~30秒と少なめに加熱するのがお勧めです。レンジの場合は水気も切れているので簡単です。
豆腐が余った場合はタッパーに水と一緒に豆腐を入れて冷蔵庫に入れておけばその日か翌日ぐらいなら使用できますが、なるべく使い切るようにしたいものです。大人のメニューも豆腐を使った料理にしてその日のうちに使いきるのがお勧めです。
離乳食初期のレシピ
茹でて裏ごししたかぼちゃ20gと加熱処理した豆腐15gをすり鉢で混ぜ合わせるだけ。かぼちゃのほのかな甘みと豆腐の滑らかさでとても食べやすく、たんぱく質と食物繊維が採れるので栄養満点です。
離乳食中期のレシピ
中期には、昆布だしでキャベツ15gを煮てから細かく切る。切ったキャベツを鍋に戻して、しらす5gと豆腐10gを加えてひと煮たちさせたら出来上がり。
キャベツは芯ではなくてやわらかい葉の部分を使うのがポイントです。しらすの塩気が気になる場合は、しらすをざるに入れて沸騰したお湯を上からまわしかけ塩抜きをしましょう。
離乳食後期のレシピ
材料は鶏ひき肉100g、綿豆腐100g、小麦粉大さじ2、中ぐらいの人参を半分、小さい玉ねぎ半分、ひじき小さじ1です。人参と玉ねぎは細かく切り、レンジでやわらかくなるまで加熱しておきます。ひじきは水で戻してみじんぎりにします。
材料を全て混ぜて一口大の大きさにしてからテフロン加工のフライパンで両面に焼き色がつくまで焼きます。フライ返しで上からしっかり押さえることで中まで火が通りますが、不安な場合は、フランパンにフタをして蒸し焼きにしましょう。
粗熱が取れたらラップで小分けにして冷凍しておけるので、料理する時間がない時でも手作りの栄養満点な献立を赤ちゃんに食べさせてあげられます。
まとめ
離乳食のどのステージでも使える万能食材、豆腐
豆腐の栄養
豆腐の選び方
豆腐の調理方法
離乳食初期のレシピ
離乳食中期のレシピ
離乳食後期のレシピ